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2022年10月10日のブックマーク (3件)

  • 日本電産、カリスマ経営者が招いた大量退職危機

    そもそも関氏が永守氏と衝突するようになったきっかけもここにある。 昨年7月、業績に不満を持った永守氏が役員らの報酬カットを言い出したことがある。これに関氏は日電産が目標とする「売上高10兆円」を達成するためにも、過度なプレッシャーをかけることはよくないとたしなめ、さらに「もともと会社が設定した業績目標が高すぎる」と反論したのだという。 永守会長は「元日の午前以外は休まない」と公言していたように、日電産は創業以来、猛烈なハードワークによって苛烈なノルマを達成してきた会社だ。日産で北米や中国での事業を担当するなど海外経験も豊富な関氏は、事あるごとに「気概と執念」を強調する日電産の経営手法はグローバル・スタンダードに合わないと見なして改革を進めようとした。ところが、永守氏はこれを自らの永守イズムの否定と受け止めた。虎の尾を踏んだ関氏を、永守氏は徹底的に追い詰めるようになる。 早朝出社を拒ん

    日本電産、カリスマ経営者が招いた大量退職危機
  • マンション高騰「東京にはいられない」 始まった変調 マンション高騰の果て(1) - 日本経済新聞

    群馬県高崎市郊外の高崎問屋町駅前で建設が進む15階建ての大型マンション。「1駅先の高崎駅から新幹線に乗れば東京駅まで1時間。都内在住者の購入も増えている」。不動産大手NTT都市開発の統括責任者、新浩士は手応えを見せる。2023年秋に完成するマンションは、NTT都市開発の主力ブランド「ウエリス」シリーズで群馬県初の物件だ。3LDKを中心とした間取りや3千万~4千万円台と東京23区の半値以下の価格

    マンション高騰「東京にはいられない」 始まった変調 マンション高騰の果て(1) - 日本経済新聞
  • 絶滅とされた古代ローマ「幻の植物」をおそらく発見、食べてみた

    マームット・ミスキ氏の手のひらに置かれたフェルラ・ドルデアナの花。トルコ中央部ハッサン山の近くで採取したもの。(PHOTOGRAPH BY ALICE ZOO) 黄金の花を咲かせる植物「シルフィウム」は、古代ギリシャの勃興前からローマ帝国の最盛期まで、地中海世界で最も愛された材のひとつだった。 腹痛からイボの除去まであらゆる症状に効く万能薬とされたほか、レンズマメを煮込む際に香辛料として使われたり、最高級のフラミンゴ料理に添えられたりもした。ユリウス・カエサルがローマに君臨した時代には、黄金とともに500キロ以上のシルフィウムが宝物庫に貯蔵され、その苗には銀と同等の値がつけられたという。(参考記事:「古代ローマで大人気、万能調味料「ガルム」とは」) シルフィウムに関する最古の記録は、紀元前638年のもの。北アフリカ、現在のリビアがあるキレナイカの沿岸で「黒い雨」が降った後にこれが生えたと

    絶滅とされた古代ローマ「幻の植物」をおそらく発見、食べてみた