1968年2月10日、全米のミュージックチャート史において歴史的な出来事が起きた。 フランス人アーティストによるインストゥルメンタルの楽曲が1位に輝いたのだ。 その記念すべき曲の名は「Love Is Blue」。 フランス語の原題は「L’amour est bleu」、日本タイトルは「恋はみずいろ」と付けられた。 クレジットには作詞ピエール・クール、作曲アンドレ・ポップと記されている。 この曲は1967年に行なわれたユーロビジョン・ソング・コンテストのためにルクセンブルグ大公国の代表曲として書かれたもので、当時ギリシャの船会社主の娘ヴィッキー・レアンドロス(当時18歳)が歌い4位に入賞している。 翌年、イージーリスニング界の第一人者ポール・モーリアがアレンジしたインストゥルメンタル版がアメリカでリリースされて大ヒットを記録する。 (1968年2月〜3月のBillboard Hot 100で
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