他者と働くときに、なぜわたしたちは常に「能力」が足りないのではと煽られ、自己責任感を抱かされるのでしょうか。 組織開発専門家・勅使川原真衣さんの『働くということ 「能力主義」を超えて』では、著者が自ら経験した現場でのエピソードをちりばめながら、わたしたちに生きづらさをもたらす、人を「選び」「選ばれる」能力主義に疑問を呈し、人と人との関係を新たに捉え直す組織論が展開されています。 今回は、著者の勅使川原真衣さんと、ゲストにお笑い芸人のどくさいスイッチ企画さんをお招きしました。R-1グランプリ2024でアマチュアとして史上初の決勝進出(同率4位)を果たしたどくさいスイッチ企画さんが、Xで『働くということ』を絶賛する内容をポストしたことをきっかけに、今回の対談は実現しました。 会社務めも長く、R-1決勝進出を機にフリーとなったどくさいスイッチ企画さんは、いま能力主義について何を思うのでしょうか。
