【5月24日 東方新報】中国の配車サービスを利用した女性客が運転手に殺害された事件が起こってから、夜に配車サービスを利用する女性客が激減したという。 ある運転手は女性客が急いでいる様子だったため、混雑した道を避けて裏道を利用したところ、「方向は合っていますか?私をどこへ連れて行くのですか?こんな人通りの少ない道…」と怖がってしまったという。 記者が配車アプリ「滴滴出行(Didi Chuxing)」で車を5台呼んだところ、うち3台は営業に必要な二種類の証明書「ネット予約車運転証」「ネット予約車輸送証」を持たない「白タク」だった。 運転手らは悪びれる様子もなく、「試験に申し込み中だ」などと話していた。証明書の手続きには金がかかるし、自家用車扱いにならないと車両の保険料が2倍になってしまうと話す運転手もいた。 二つの証明書がなければ違法営業として巨額の罰金が科されるにも関わらず、なぜ危険を冒して