コンゴ民主共和国東部のベニで、同地での大統領選の延期に抗議してシュプレヒコールを上げる人たち(2018年12月27日撮影)。(c)ALEXIS HUGUET / AFP 【12月28日 AFP】今年8月にエボラ出血熱の流行を宣言したコンゴ民主共和国で27日、大統領選の延期に抗議するデモ隊がエボラ治療センターを襲撃し、エボラ感染の疑いがある24人が治療センターを抜け出した。同国保健省が発表した。 この治療センターは同国東部のベニ(Beni)にあり、国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」が運営している。少なくとも3つのテントが荒らされ、救援活動の関係者によれば、デモ隊の一部はエボラ汚染地域に入ったという。保健省は、デモ隊が複数のテントに火を付けたと明かした。 保健省によると、24人のうち17人は最初の検査でエボラ陰性の検査結果が出ており、次の検査で陰性になればセンターから出られるはずだっ
