全日本空輸は6日までに、「ANAマイレージクラブ」プレミアム会員のアルファベット表記の氏名や会員番号など約100万人分の情報が流出したと発表した。クレジットカード情報やパスワード、パスポート番号、住所などは含まれず、不正利用による被害の恐れはないとみている。 全日空によると、会員情報を共有していたスイスの予約システム会社「SITA」がサイバー攻撃を受けたのが原因。2月下旬に連絡を受け、詳細を確認していた。対象会員にはメールなどで連絡するとしている。 SITA社を巡っては日本航空も5日、「JALマイレージバンク」の情報約92万人分が流出したと発表した。