「やりたいことが見つからない」と『Will の呪い』に悩む学生・若手の方はそれなりにいます。そうした人たちに向けた Will, Can, Must の使い方についてのスライドです。 2024年7月6日に実施した
原書と兄弟で肩を並べて 島田浩二@snoozer05さん訳の、8月26日発売「スタッフエンジニアの道―優れた技術専門職になるためのガイド」の感想のような記事を書きます。 スタッフエンジニアの道 ―優れた技術専門職になるためのガイド 作者:Tanya Reillyオライリー・ジャパンAmazon 翻訳レビューに参加した流れと、簡単な感想 今回、個人的には初めてとなる翻訳レビューに参加させてもらった関係で、物理本をご恵贈いただいた流れです。 まず圧倒的に信頼している技術書翻訳者*1であること、自分としても一応「VPoE」というタイトルで働いていたし領域的にも興味があること、翻訳レビューってやってみたいな〜!という憧れ の100点+100点+100点の合計1000000点!!!って感じの参加動機です。 snoozer05.hatenablog.jp で、しかも、参加が決定して書籍名を聞いたら「も
転職のお知らせ、あるいは個人の日記です。 6月から以下のように所属変更となっています。 From 株式会社はてな To 株式会社一休 マネージャではなく、とくに役職のないソフトウェアエンジニアとして働きます。いわゆるIC (individual contributor)というやつです。 きっかけ はてなには新卒として入社して以来11年も勤めて、インターンやアルバイトとして関わった時期から数えると16年になります。出入りの激しいこの業界でずっと1社しか知らずに過ごすのは負い目に感じていました。また、年齢的にも今年で40歳になることもあって、そろそろ転職を経験しておかないとまずいという焦りもありました。 そんなときに、大学の同期でプライベートでも仲良くさせてもらっているid:suzakから声をかけてもらい、ちょっと真剣に転職を考えたのがきっかけでした。 できることではなくやりたいこと はてなで
今年も特にアウトプットはできていないですが振り返りをすることにしました。理由はなんとなくタイトルで察するかと思います。 2022年10月にスリーシェイクに転職したわけですが、そこでやると決めていたのは情シス人材の育成でした。 会社として必要な取り組みでもありましたが、自身が今後のキャリアに必要と考え取り組んでいた育成について振り返ってみます。 また、成果について書くとメンティーへのフィードバックのようになりそうだったので自身が何を考え、行動したのかという点にフォーカスして振り返えることにします。 育成の目標 メンティーは年齢も情シスのキャリアもジュニアクラスでした。それを踏まえてどういった育成をすべきかと迷いましたが、漠然と「情シスのマネージャークラスを担える人材に育てる」ということは考えていました。 人材育成のノウハウがまったくない状態からのスタートでしたが、できるかどうかではなく大きな
Google Cloud Partner Top Engineer 2024を頂いた者です. 仕事はエンジニア系のコンサルとSRE, 趣味(と前職以前の仕事)で機械学習や生成AI*1をやっとります. この記事は当ブログの名物かつ人気シリーズである, 主に技術書を中心としたオススメ書籍(元々はPython本メイン)の紹介エントリーです. ※去年の記事はこちら. 本年のこのエントリーは, 2024年の推し本4冊 CloudおよびSREな4冊 いい感じな技術書2冊 この三本立て(+私の完全なる趣味チョイスで数冊)でご紹介できればと思います. というわけで, 本年のラインナップは以下の通りです. この記事の著者 2024年の推し技術書10冊 特に推したい4冊 クラウドストラテジー 世界一流エンジニアの思考法 仕事に役立つ新・必修科目「情報Ⅰ」 キャリアづくりの教科書 CloudおよびSREな4冊
はてブの人気エントリーに日本のエンジニア達は海外に出なければいけないという記事があった。 カナダ在住で経験年数4年のソフトウェアエンジニアで年収1600万円の方らしく、 日本より海外の方がソフトウェアエンジニアの給料が一般に高いので海外に行くべきという話が書かれている。 実際僕も居住地域による給与差を利用すべく渡米し、先月の記事 では新卒から数えて8年で年収が12倍になっていた話も紹介した。 一方、年収1600万円であれば海外に出なくても稼げると思っているので、 国内にいてもできそうなものも含め、ソフトウェアエンジニアとして給料を上げる上で過去に活用したハックを紹介していきたい。 昇給履歴 新卒入社 僕が新卒で入社した会社の当時の初年度給与は450万円だった (公開情報)。 大学の4年間はずっとアルバイトとしてソフトウェアエンジニアをやっていて、 3社を渡り歩いて時給は800〜1350円と
私がWeb業界に入ったのは、ハッカーに対する憧れからです。その原体験を大事にしたいという気持ちを今でも強く持っています。 もう20年近く前になりますが、Web2.0の時代、私は傍観者でした。世界ではGoogleを筆頭として、日本でも、はてな社などが、エンジニアドリブンで個性的なサービスを生み出していました。他にもmiyagawaさんなど、個人で世界的に使われるようなOSSを開発している人もいました。書籍「ハッカーと画家」で描かれるような、ハッカーが個人技で大企業を出し抜く痛快さがありました。 そのように、WebサービスにせよOSSにせよ、同年代のハッカーが自分の技術でイノベーションを起こし、世の中に影響を及ぼしていることに羨望の眼差しを向けていたのです。 サブカル的な空気感も好ましく思っていました。西海岸のコンピュータ文化はヒッピーカルチャーの影響を受けていたのは間違いないでしょう。当時の
スキルシートは、エンジニアなどの技術職に就く人が就職や転職、フリーランスとして案件を獲得する際などに活用する経歴書です。 希望の案件や仕事を獲得するためには、スキルシートは重要な要素になります。しかし、書く機会も少ないので、いざ書こうとしたときに悩む方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、スキルシートに記載すべき項目や書き方のポイント、ChatGPTを使った自己PR文の作り方を解説します!記入例が分かるExcel・Googleスプレッドシートのテンプレートもダウンロードできますので、ぜひお役立てください。 レバテックフリーランスはITエンジニア専門の フリーランスエージェントです案件を探してみる スキルシートとは?職務経歴書との違いも スキルシートとは、技術職が企業への営業活動や転職活動に使う経歴書のことで、個人情報や取得した資格、習得した言語、過去に携わったプロジェクトなどにつ
2023/07/01よりクラスター株式会社に入社しました。 corp.cluster.mu 今回もいくつかオファーをもらったが、次の理由からクラスター株式会社へ決めた。 とにかくクリエイターを応援したい 社内にもクリエイター気質の人が多そうだ リアルタイム通信サーバーなど、裏側のシステムにワクワクする VR自体が子供の教育を改善しうる とにかくクリエイターを応援したい 転職活動の際にいろんな転職軸を言語化していたのだが、結局のところ自分がどうしても貢献したいプロダクトでなければモチベーションを保てないと感じた。もう一度これまでの仕事を振り返った時、自分は「漫画家・小説家・ブロガーなどのクリエイターが、自分の作ったプロダクトによって報われた時」に非常に嬉しく感じる1ことに気づいた。 クラスター株式会社は現在clusterというメタバースプラットフォームを作っているが、単純にメタバースプラット
久しぶりに転職をした。 理由は「上司がクソ・年収も上がらない」という至極単純なもの。 自分は人手不足と言われているエンジニア業界でも、人が居ないと嘆かれている言語のエンジニアである。 正直に言って、今までは求人に乗っかればそれなりに内定を取れたので、そんな感じでいくだろうとタカをくくっていた。 ところが、今回の転職はめちゃくちゃ難航した。 受けたカジュアル面談は20社近く。 約半数の選考に進み、スキルチェックで落とされたのが3社、面接で落ちたのが2社、内定獲得したが辞退したところが3社。 打率3割は高いと思うかもしれないが、経験者なら誰でもOKのSESなので自慢にならないんだ。すまんな。 最終的には良さげなところを見つけ転職は幕を閉じたが、かけた期間はおよそ6ヶ月。 それをぼちぼち忙しい業務の合間と土日に行っていたので、もう身も心もすっかり摩耗した。 ようやく落ち着いて新しい環境にも慣れた
早朝の寝る前ぐらいの時間にぼやっと下記の様なツイートしたらちょっと反応を貰ったので、取り留めは無いが自分なりに考えていることを書いてみる。 人を育てるのも仕事の内というのは完全にその通りなんだが、そこにドキュメントや本があるから読みます、触って作ってみます、生きたコードを読みます、以外に学ぶ方法なんかねえし、知らねえよ。ただやればいいだけの事に説明も何も無いんだよな……。マジ分からん……。— joker1007 (アルフォートおじさん) (@joker1007) March 2, 2023 タイトルは雑に書いたけど、能力を高めるというと範囲が広過ぎるので、技術的な意味でできる事が増える、ということをテーマとして話をしていこうと思う。基本的に自分の考え方の話なのでそこは御留意ください。 ツイートした通りで、状況や対象に依って割合は変わるかもしれないが基本的にそのためにやることは3つしかないと
コミュニティの代表を務めたりカンファレンスでキーノートを任されるソフトウェアエンジニアともなれば、代名詞ともなるプロダクトやサービスを何かしら持っているものです。そういった意味で、株式会社リクルートのデータエンジニアリング組織でマネージャーを務める竹迫良範さんは少し変わったキャリアを歩んできたのかもしれません。 Webアプリケーション開発の初期にプログラミング言語Perlのコミュニティで代表を務め、Webセキュリティの領域でも活動し、今でもブログで技術的な投稿をしながら、未踏事業やセキュリティ・キャンプといった若手エンジニアの育成にも積極的に取り組んでいます。むしろ自分が手を動かしてプロダクトを作り上げるより、誰かが自由に手を動かせる環境作りにこそ熱心であるようにも見えます。 経験したことのない仕事に誘われたら基本的に断らないと語る竹迫さんが、頼まれたアウェイな機会をどのように生かして活動
Metaが11,000人をレイオフした昨年の11月9日、私の働くスタートアップでもレイオフがあり、レイオフの対象となってしまいました。 昨年3月にも勤め先のスタートアップが倒産してしまい、6月から働き始めたばかりだったので、またかという感じでした。 shinichy.hatenablog.com 簡単な経歴 3年半前に渡米したベイエリアで働くソフトウェアエンジニアです。レイオフまではWillowというウェアラブル搾乳機を作っている会社でiOSアプリ開発をしていました。ビザはH-1Bです。 レイオフ当日 当日突如Zoomで参加者は発言できない一方通行の全社会議が設定され、製品開発ロードマップの変更とそれに伴う組織再編のためレイオフを実施するというアナウンスがありました。会議後レイオフ対象かどうか知らせるメールが届き、自分はレイオフ対象であること、退職日は1ヶ月後、退職金や退職後の保険が数ヶ月
国分崇志(@k0kubun)と申します。プログラミング言語Rubyのコミッターとして活動しています。2019年からシリコンバレーで働いており、2022年からShopifyという会社でRubyのJust-In-Time(以下、JIT)コンパイラをフルタイムで開発しています。 長い間趣味でやっていたコンパイラの開発を仕事にしたのは、現職が初めてでした。この記事では、趣味を仕事に変えた経緯や、どのようにして業務経験のない分野にキャリアチェンジしたのかを紹介します。 仕事で分散システム、趣味でコンパイラを書くキャリア 楽しく稼げる仕事を求めてたどり着いたRubyエンジニア 研究で分散システムと言語処理系の両方に興味を持つ 分散ミドルウェアを仕事で、JITコンパイラを趣味のOSS活動で やっぱりコンパイラを仕事にした複合的なきっかけ 働きながら大学院に通い、コンパイラが一番好きなことに気付いた コン
はじめに 昨今の採用現場においてはソフトウェアエンジニアは売り手市場と言われ数年が経過していますが、2023年現在においても、デジタルトランスフォーメーションの加速により、これまでのIT企業の募集だけではなく、様々な企業がソフトウェアエンジニアを募集している状況にあると思います。 知り合いのリクルーターに話を聞くと、ここ最近米国のBigTech企業や、日本初のベンチャー企業のレイオフが目立ちますが、それはごく一部であり、多くの企業では引き続きソフトウェアエンジニアの需要は最も高く、この先10年以上はこの高い需要は続くだろうと言っていました。 引用元: 【2023年最新】厳選!エンジニア採用に強い15の採用媒体比較~最新市場動向や採用戦略も徹底解説 - type 私自身が就職した10年数年前は望んでソフトウェアエンジニアに就く人は理系出身のプログラミング趣向が強い人ばかりという印象でしたが、
先日「育児など家庭の色々があって自分の時間が確保できなくなった。技術力を高めるための勉強ができなくて不安。」みたいな話を聞いた この悩みの直接的な解決方法としては先人の様々な体験談および対策みたいなものが世に出回っているからご家庭の状況に応じて参照すればいい思う 子育てと開発を両立するコツは「無理をしないこと」。パパ/ママエンジニアの働き方とは 子育てを支える技術 ─ フルスタックお父さんとエンジニアとしての成長を両立させるには ITエンジニアと子育てと勉強と それよりも「技術力を高めるための勉強ができなくて不安」という点が個人的には気になった 技術力とは何か?技術力が高くないとなぜ不安なのか?みたいな話 技術力は特に明確な定義があるわけではない 例えば著名なOSSにコミットしているとか低レイヤーのプロトコルやインフラをバリバリ実装してるとか競プロで上位勢だとか、挙げ始めたらキリがなく、そ
この記事はEngineering Management Advent Calendar 2022の7日目です. 今はエンジニアリングマネージャ(EM)としてエンジニアリングマネジメントの4領域(プロダクト・プロジェクト・テクノロジ・ピープル)すべてを見ていますが, それ以前は長い間テックリードをやっていました. その経験を活かして, 最近は後進を育ててテックリードあるいは「弱いEM」*1をできる人材を増やそうとしています(これ自体がピープルマネジメントの一環ですね). テックリードを育てるためにやっていることの全容を詳細に書くと本が1冊書けるくらいになってしまうと思うので, その中でも再利用可能そうな(と言うより再利用可能にしたいと目論んでいる)「テックリード養成講座」について紹介したいと思います. Memeplex.appで生成した, テックなリードが養成されるイメージ 経緯 僕自身は,
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く