ちょっと備忘録。発音が綺麗で滑舌の良い英語をしゃべるアメリカ人であっても、それぞれの単語がつかめても全体として何を言っているのかが全く理解できない人がいる。授業なんかでこれをやられると、周りのアメリカ人は「成程成程」とうなずいてるのに、我々インターナショナルの学生は一様にポカーンとなっちゃう。で、皆、恐慌状態になる。自分の英語力は最悪だと。 そんなことないんじゃないの、あなた達ぐらいの英語力があれば、などと思って、聞き取りにくい理由を考えたことがあるのだが、一つの理由は、その人がメタ言語を多用していて、実はあんまロジカルに話をしていないから。こういうパターンの英語をしゃべる人の特徴は、頭の回転数、という点では非常に優秀な人であろう、ということ。頭に浮かぶ言葉が多すぎて実際の言葉が付いてこない、また、直観的に物事のフレームを捉えた話をするから、曖昧な論理の接合を比喩を使って力業でごまかし