尾身茂会長の国会答弁を新聞紙上で見て、その厚顔無恥に怒りを通り越して呆れ返りました。 彼は3月15日の参議院予算委員会で、首都圏で感染の下げ止まりがある現状について、「見えない感染源があるのではないかというのが我々の判断」と説明。「そのことを放置したままにただ(緊急事態宣言の)延長、また解除をしても本質的な解決にならない。重要なことはしっかりした現状の把握だ」とし、これまで以上に感染調査を徹底することが必要との考えを示した、といいます(朝日新聞)。 また、3月16日の参議院予算委員会の中央公聴会で、共産党の小池書記局長が、感染拡大の予兆をつかむために(モニタリング」検査を拡大する必要性を提起したのに対して、尾身会長は「いま検査のキャパシティを格段に増やす絶好の機会だと思う。国が高い目標を持って決意を示してやることが重要だ」と答えました。また、変異株の実態を把握するために検査を大規模に広げて