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  • asahi.com(朝日新聞社):色のバリアフリーへ20色 色見本、デザインに活用 - 社会

    よく使われる色づかい(上)と、誰でも見分けやすいように考えられた色(下)。厳密な色再現ではない=伊藤准教授提供  誰でも見分けやすいように工夫した色見を、東京大や日塗料工業会などが作った。色覚障害や白内障の人のほか、一般の人にも色を実際に見てもらい、2千色以上から20色に絞り込んだ。塗料用に続き、印刷インキ用の色見も近く完成、デザイン業界などで使ってもらう予定だ。  東大の伊藤啓・准教授(分子神経生物学)は印刷インキメーカーのDICなどと協力、2年前から色見づくりを進めてきた。実生活で使いそうな色を、屋外で日にあてたり、古い蛍光灯の下に置いたりして、色覚障害の人や白内障手術を受けた人のべ約40人に見てもらった。  これまでよく使われた色づかいでは、赤と緑は色覚障害の人にとってまぎらわしく、黄色は白内障の人には明るすぎたという。そこで赤はオレンジ寄りに、緑は青みを強く、黄色は濃くした

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