3人重症 3日間営業停止 県は30日、フーズ・フォーラス社が運営するチェーン店のうち、新たに「焼肉えびす」駅南店(高岡市大野)でも6グループ7人から食中毒とみられる症状が出たと発表した。この中で3人が腎臓障害などが起きる溶血性尿毒症症候群(HUS)で重症となり、うち男性2人からO111の陽性反応が出た。県は、同店を食品衛生法に基づき30日から5月2日まで3日間の営業停止とした。また、砺波店でも新たに7人の発症が確認された。 県生活衛生課によると、駅南店での7人の内訳は、今月17〜24日に食事した9〜38歳で、4人が入院し、うち重症3人は10歳代の男女。県の聞き取り調査では、ユッケを食べていない客も発症していることから、県は肉などを回収して原因を調査している。 一方、砺波店で症状を訴えたのは計31人に上り、死亡した男児を除き、現在23人が入院中。うち、HUSによる重症は20歳代の妊婦1人、1
(Vol.25 p 267-267) 2004年2月3日、バーモント州健康局(VDH)は小児の急性胃腸炎集団発生の報告を受け、米国CDCとの共同調査を実施した。これらの症例の共通点は、その前の週末(1月31日~2月1日)にスイミングクラブに参加したことのみであった。1月30日(金)夜~2月2日(月)昼までのプールの遊泳記録を閲覧したところ、乳幼児を含む7つの私的団体とスイミングクラブの会員がプールを使用していた。各団体から参加者の名簿を入手し、各家庭の成人に電話調査を行った。消化器症状を有する者には便検体の提出を依頼した。症例定義は、スイミングクラブの参加者で、72時間以内に嘔吐あるいは下痢(24時間以内に3回以上の軟便)があった者とした。 集団発生の期間内にスイミングクラブに参加し、情報が得られた者189名(年齢中央値13歳、範囲:5カ月~73歳)のうち、53名(28%)が症例定義に合致
どこまで妥当か判りませんが、簡単な試算をしてみました。 (1)感染者がプールに持ち込むウイルスの数を、10の6乗個とします。 発症中の患者が便中に排泄するウイルス量が1g中に10の9乗個くらいなら、まさかいくらなんでも発症中にプールに来るバカはいないでしょうし、回復してから来ている、と仮定します。 それでもプールの中で「便を1g」するバカもいないと思うので、肛門付近に付着したウイルスがプール中に出ていくだけ、とすると、まあ3桁くらい落とすのが適当か、というところです。まあ適当です。 ほんとはもっとオーダーを落としても良いと思うのですが、とりあえず「厳しめ」の数字で試算してみます。 (2)プールを一般的な25mプールと仮定します。 25m*20m*1.5mということで、水の体積は562.5m^3という計算になります。 (3)感染が成立するウイルス量を100個とします。 これらの条件で計算する
昨年末から注視してきたノロウィルスの流行ですが、残念ながら流行期、しかも例年以上の流行になってきました。 ノロウイルスが猛威 新型インフルエンザと入れ替わり関連エントリ手を洗おう!! 〜今季の感染症流行に見る手洗いの重要性〜2009年の感染症流行状況について、その後の推移 対策については、インフルエンザと同様に手洗いが重要です。しかしインフルエンザと異なる点はアルコールを噴霧しても効果はないということです。これはインフルエンザウィルスとノロウィルスではその構造が異なることによります。よって、インフルエンザ対策として各所に設置されているアルコールスプレーはノロウィルス対策としては意味をなしません。ウィルスを殺そうとすると、塩素消毒は可能ですが、今度は手荒れになってしまいます。そこで、ノロウィルス対策としてはウィルスを殺すのではなく、洗い流すことが重要になります。そのためには正しく手洗いを行う
わたし的棚ぼた一万円選書 急に千葉さんに手渡された封筒、開けてみたら1万円札が1枚。何ごとかと思えば、同期の出張を代わったお礼をもらったらしい。 「葵はワンオペで育児してくれたから」と半分わけてくれました。 泡銭の1万円 これはもう、わたし的1万円選書をしろという思し召しなのでは……
厚生労働省のWebサイトをご覧いただき有難うございます。 この度、厚生労働省のWebサイトは、皆様の利便性向上を図るため、リニューアルいたしました。 また、リニューアルに伴いサイトURLの変更をいたしましたのでお知らせいたします。 誠に恐れ入りますが、「お気に入り」「ブックマーク」等にご登録いただいております皆様は、 新しいアドレスで登録し直していただけますようお願いいたします。
<答> わが国では腸炎ビブリオ菌による食中毒が現在でも第1位を占めているが、欧米ではサルモネラ菌による被害が深刻な問題となっている。欧米諸国と日本で食中毒の種類が違うのは食習慣によるものであり、日本人は魚介類の刺身や半生製品を好むのに対し、欧米人は肉食が中心のためである。わが国では近年、魚介類の輸入が急増しているため、腸炎ビブリオ菌だけでなくコレラ菌や寄生虫による被害も出てくる可能性がある。最近では腸炎ビブリオやブドウ状球菌等の旧来の食中毒以外にもカンピロバクターやエルシニア菌、リステリア菌、アエロモナス菌など低温でも増殖可能な菌による食中毒が問題となってきている。近年食品衛生に関する技術の進歩はめざましく、国民の衛生状態は改善されてきているが、相変わらず食中毒の問題は解決されていない(表2−1、表2−2)。 冷凍食品の中では微生物は増殖できないが、2年でも3年でも生き残ることができる。解
C. ジェジュニの電子顕微鏡写真 カンピロバクター(Campylobacter)は、グラム陰性でらせん状に湾曲した形態を示す細菌の一属の総称である。一般的には1982年に食中毒菌として指定された Campylobacter jejuni と Campylobacter coli を指すなどカンピロバクター症の原因菌として呼ばれることが多い。 学名はギリシア語で「曲がった」を意味する形容詞καμπύλοςと、ラテン語で「細菌」を意味するbacterを合成したもので、「曲がった細菌」という意味を持つ。 菌体は、長さ0.5 - 5µm、幅0.2 - 0.8µm程度の桿状であるが、全体がらせん状に1 - 2回ねじれたらせん菌であり、顕微鏡下ではS字状、またはカモメ状(seagull)に観察される。芽胞を形成せず、菌体の一端または両端に一本の極鞭毛を持ち、運動性がある。微好気性または嫌気性で、酸素濃
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