以下、私見だが、統合失調症の荒廃と器質性荒廃の相違点。重要な順ではなく、思いついた順に。また、一部のものは信憑性が曖昧なものもあると思う。 1、器質性荒廃は荒廃に至るスピードが統合失調症より早い。時に20歳代でも重い欠陥状態に至ることもありうる。 2、器質性荒廃の人は向精神薬全般に忍容性が低い(重要)。 3、器質性荒廃の人はアレルギー疾患を持ちやすい。特にアトピー。統合失調症性荒廃の人は過去にアトピーを合併した人はほとんど診たことがない。いたとしても、せいぜい数人だと思う。 4、器質性荒廃の人は統合失調症の人に比べ幾分癌になりやすいようだ。それも何回でも異なる癌に罹患したりする。ただし、大きな手術には結構強く完治もしばしば。統合失調症の人は過去ログの通り、癌になりにくく自然治癒も時々経験する。 5、肺塞栓症は実は統合失調症ではおそらく極めて稀であり、器質性疾患の人(器質性荒廃も含む)の方が