世の中には食べ物の好き嫌いの激しい人がいるが、イギリスの33歳の女性、クレア・シモンズさんは、2歳の時から、チーズとトマトのピザ以外のものを口にしていない。 とにかく彼女はそれ以外の食べ物を食べることに恐怖を感じてしまうのだ。ほかのものを無理矢理口に入れても瞬時に吐き気がして、吐いてしまうという。『(ピザではなく)●●●はいかが?』と言われるだけで背筋が凍る思いをするそうだ。これは選択的摂食障害(SED/Selective Eating Disorder)と呼ばれる症状によるもので、多くの場合、幼少期に食べ物に関して非常に不快な経験をした結果起きるものだ。 クレアは、「SEDは偏食じゃないわ、立派な精神障害なの。人からワガママでほかの食べ物を食べてないと思われると、本当に腹が立つ」と語っている。 本人的にも、体によくないとはわかっている。しかし、止めることはできない。 クレアのほかにも、1
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