校長と教頭を懲戒処分 アンケート問題で県教委 2010年03月04日08:31 海津市内の小学校が昨年10月、特定の児童の行動について同級生に当該児童のイニシャルを表記したアンケートや児童・保護者集会を行った問題で、県教育委員会は3日、同校の男性校長(59)を停職1カ月、男性教頭(49)を戒告とする懲戒処分を行った。校長は同日付で辞表を提出、受理された。 県教委によると、人権侵害による処分は過去に例がないといい、松川禮子教育長は「決してあってはならないこと。児童や保護者に多大なご迷惑をかけて大変申し訳なく思う。人権や特別支援教育の充実をお願いする中で教育への信頼を失墜させた。再び子どもたちを悲しませないよう、指導を徹底する」とのコメントを出した。 県教委によると、校長は児童や保護者に謝罪し「問題解決を図ろうとしたが、多々の配慮がなかった」と話しているという。県教委は人権教育研修体制や内容
「問題行動」の児童めぐり、学校側がアンケート 2010年02月13日09:23 海津市内の市立小学校が昨年10月、発達障害の疑いがある児童が集団生活に不適応な行動をしたとして、同級生に「(該当児童から)されたこと・困っていること」などを問うアンケートを行ったことが12日、分かった。アンケート前には該当児童の「問題行動」への対応などについて話し合う保護者会をPTAの要請で開いていた。 同日夜、会見した男性校長(59)は「実態をきちっと把握する必要があると思いアンケートを行った。保護者会やアンケートで個人を特定させる表記(イニシャル)があり、児童や家族につらく悲しい思いをさせた。心からおわびしたい」と謝罪。同市教育委員会の平野英生教育長も「児童と保護者に大変申し訳ない」と陳謝した。 学校に抗議して退職したという元教員らも同日会見し、「重大な人権侵害」と指摘。県教委に校長らの処分を求める考え
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