Rには、分析手法や可視化手法を試すことのできる多くのデータセットが同梱されています。 その数は2016年12月現在で104個にも達していますが、その大半はあまり紹介されることがなく、知る機会も多くはありません。「ヘルプが英語で書かれている」というのもその要因の1つでしょうが、「数が多すぎて、何に使えるのか把握しきれない」という理由も大きいのではないでしょうか。 実は、 間瀬先生のR 基本統計関数マニュアル の巻末 パッケージ 'datasets' の情報 - RjpWiki R 3.3.1の datasets パッケージ中のオブジェクトの全ヘルプドキュメント一覧 (Google Docs) などに情報がまとまっているのですが、アルファベット順に表記されているため、データの「構造」でソートしたものがあってもいいんじゃないかな、とふと思いました。 これらのデータについておおまかに分類して、概要