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callousに関するiDESのブックマーク (2)

  • 香山リカ、『絶歌』から「元少年A」の脳の機能不全を読み解く | 日刊SPA!

    話題の書『絶歌』を読んだ。出版自体の倫理を問う声もあるが、何らかの精神的な病理を抱え、それが犯行にも関与しているはずの元少年のこの手記を読まないわけにはいかない。 世間の感想とはかなり違うと思うが、私は一読して「痛々しい」と思った。当時は精神鑑定で「行為障害」という診断名を与えられたが、元少年は当時もいまも感情のない世界を生きている。おそらくその原因は、男性の脳の構造や機能の特徴というか、機能不全に由来するものだろう。 それは質的には変わっていないし、そのことを当の意味で異常だとは実感できないままだ。だから、こんな手記を書いてしまったのだろう。というより、彼にはこれしか書けなかったのだ。世間の人が言うような、自己陶酔でも自己顕示でもないと思う。彼なりに少年院やその後の生活で一生懸命、「感情とは何か」ということを“学習”し、それなりの成果はあげている。これはその発表なのだが、世間の基準か

    香山リカ、『絶歌』から「元少年A」の脳の機能不全を読み解く | 日刊SPA!
    iDES
    iDES 2015/06/28
    サイコバシーは他者の感情を読み取ること可能だがそれによって自身の感情が動かない、自閉性が他者の感情を読み取ることそもそも困難という症候学的区別が必要かなと思う。
  • 20世紀ドイツの「精神病質」の歴史 - akihitosuzuki's diary

    Eghigian, G. (2015). "A Drifting Concept for an Unruly Menace: A History of Psychopathy in Germany." Isis 106(2): 283-309. 今年度は感染症の歴史を読んで講義ノートを作ったり、あるいは医学史の他の領域のや論文を読んだりする機会が多かったが、久しぶりに専門の領域である精神医療の歴史の文献を読むことができるモードに入った。楽しく心躍らせながら読んだ論文が素晴らしかった。 「精神病質」という診断カテゴリーは、曖昧なものとして精神科医たちが警戒しているものである。精神科医が権限を拡張するために作り上げた概念であるとか、性犯罪をおかしたものに厳しい対応をするための道具であるといった議論がされてきた。日では1960年代から70年代に、これが精神疾患として実在するのか、それとも

    20世紀ドイツの「精神病質」の歴史 - akihitosuzuki's diary
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