日立製作所は2014年6月16日、同社の社員2人が国立国会図書館の入札妨害を行ったとして刑事告発された事件に関して、関与者に対して懲戒解雇などの処分を行ったほか、今後、役員を含めた新たな処分を実施する予定であることを明らかにした。役員に対する処分は6月20日に開く取締役会と報酬委員会で決定し、再発防止策を含めて同日に発表する。 今回の事件は、国会図書館のネットワークシステムの運用管理業務の委託先である日立の社員が、システムの管理者権限を悪用して国会図書館の内部情報を不正に取得し、日立の入札活動に利用しようとしたというもの(関連記事)。国会図書館は6月16日、日立の社員2人を警視庁に刑事告発したと発表している(関連記事)。 国会図書館の入札情報を不正に入手していたのは日立のシステムエンジニア(肩書きは技師)で、上司である主任技師、国会図書館を担当する日立の営業担当者、営業担当者の上司や同僚に
Google Cloud Platform担当のシニアスタッフソフトウェアエンジニア Joe Beda氏が先週公開したスライド「Containers At Scale」は、「Everything at Google runs in a container」(Googleでは全部をコンテナで実行している)と説明するページがあります。Everythingがわざわざ太字で強調されています。 つまり私たちが利用するGoogleのすべてのサービスも、Googleの社内で使われているツールもすべて、すでにGoogleではDockerのようなコンテナ型仮想化技術の上で実行されているということのようです。 「We start over 2billion containers per week.」(私たちは毎週20億個以上のコンテナを起動している)とも書いてあり、Google内部ではすさまじい数のコンテナが
2014年5月の人気記事「すでにGoogleは全部のソフトウェアをコンテナに乗せている」「今からでも間に合うDockerの基礎」「Stack Overflow日本語版開設へ」 いまPublickeyでいちばん注目している技術の1つが、Dockerに代表されるコンテナ型仮想化技術です。実はこの技術、PaaSやImmutable InfrastructureやDevOpsなどのさまざまな領域の裏方で影響を与えていますし、これからいろんな領域でインフラのように使われていくことになりそうです。 いずれその辺をまとめた記事を書けたらと思いつつ、5月の人気記事を紹介していきましょう。 5月はまさにこの、コンテナ型仮想化技術への注目がランキングに表れています。 1位から3位 1位 すでにGoogleは全部のソフトウェアをコンテナに乗せており、毎週20億個ものコンテナを起動している 2位 今からでも間に合
[速報]Docker Hub発表。ビルド、テスト、デプロイの自動化、Dockerイメージの管理など。Dockerのプラットフォーム化を推進 Dockerの開発元であるDocker社は、Docker 1.0の発表とともに、Dockerを基盤としたアプリケーションの開発、配布、実行のための一連の機能を備えたサービス「Docker Hub」を発表しました。 関連:[速報]コンテナ型仮想化のDocker 1.0がリリース。Dockerはコンテナエンジンからプラットフォームになると宣言 Docker Hubは、GitHubやBitbucketなどのソースコード管理ツールと連係して自動的にコードをビルドする機能や、AmazonクラウドのAWS Elastic BeansTalkやGoogle Compute Engine、Rackspace、Red HatのOSなどと連係してアプリケーションをデプロイ
[速報]コンテナ型仮想化のDocker 1.0がリリース。Dockerはコンテナエンジンからプラットフォームになると宣言 Linux上のコンテナ型仮想化の実装として話題を集めていたDockerが、正式版となる「Docker 1.0」のリリースを発表しました。6月9日(日本時間で今日6月10日)から2日間サンフランシスコで開催中のイベント「dockercon14」において発表されました。 OS上に複数のユーザー空間を作り出すコンテナ型仮想化は、物理サーバ上に仮想サーバを作り出すハイパーバイザ型の仮想化よりも軽量で起動も高速だという利点を備えています。 DockerはLinuxにおけるコンテナ型仮想化の実装として人気を集めており、Red HatがDockerのための軽量OS「Red Hat Enterprise Linux Atomic Host」の開発を表明。AmazonクラウドもAWS E
Red Hat Enterprise Linux 7がリリース。Dockerサポート、カーネル3.10、MariaDB 5.5、XFSデフォルトなど Red Hat Enterprise Linux 7は、Fedora 19とlinux kernel 3.10がベースとなっており、WindowsのActive DirectoryやWindows domainなどとの相互運用性の向上、コンテナ型仮想化のDockerサポート、デフォルトのファイルシステムにXFSを採用などが主な特長。 Red HatはRed hat Enterprise Linux 7を、ハイブリッドクラウド環境での稼働に適した機能を提供したと、プレスリリースで説明しています。 Red Hat Enterprise Linux 7 offers a cohesive, unified foundation that enabl
「モバイルBaaSはPaaSに統合されていくだろう」、Cloud Foundryを製品化したPivotalのモバイルCTOに聞く EMCとVMwareなどがCloud Foundryなどのミドルウェアの開発と製品化を行うために創設したPivtal Software。同社は今月、PaaS型ソフトウェア版「Cloud Foundry」の商用ディストリビューションである「Pivotal CF」をリリースしました。 そのPivotalでアジャイル開発などのコンサルティングを行うPivotal Labsのモバイル担当CTO Sundeep Madra氏は6月11日、東京で行われたPivotalジャパンのイベントで「モバイルBaaS(Backend as a Service)はPaaSに統合されていくと考えている」と発言しました。 Madra氏に、開発におけるクラウドの影響、そしてモバイルBaaSがP
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く