日本国憲法は5月3日で施行から79年。「時は来た」と首相が改憲に意欲を見せる一方で、国会前では護憲を訴えるデモが広がりつつあります。憲法学者で東京都立大教授の木村草太さんは「価値観が浸透しているから…
死刑は、国家が人の命を奪う究極の権力行使だといわれる。にもかかわらず、日本ではその実態がほとんど明らかにされていない。むしろ隠されているのが実態だ。 存続か廃止か。判断の材料が乏しいままでは、国民的な議論が深まるはずもない。 そうした「空白」に挑んでいる人がいる。死刑囚に関する膨大なデータを集積したサイト「刑部(ぎょうぶ)」を運営する笑月(しょうげつ)さんだ。 一体、何者なのか。なぜ、ここまで調べ続けるのか。取材を依頼すると、匿名を条件に、快くインタビューに応じてくれた。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) ●「無実の人が国に殺された」衝撃が原点 ──死刑に関心を持ったきっかけは? もともと歴史が好きで、中学生の頃からサスペンス小説をよく読んでいました。そのうち、「実際の事件はどうなっているのか」と気になるようになったんです。 高校生の頃、佐木隆三さんの『殺人百科』を読んで、1951年の
アフリカや中東で人道支援活動をしている永井陽右君が凱風館に遊びに来てくれた。三年ぶりくらいである。この間どんなことをしてきたのか、私一人で聴くのではもったいないので、門人やゼミ生たちに声をかけて30人ほどの前で報告会をしてもらった。 前に来た時はソマリアのイスラーム過激派組織アル・シャバーブからの投降兵の受け入れ活動に従事しているという話をしてくれた。殺し殺されということに疲れた少年兵たちに寝食を提供し、文字を教え、イスラームの教義も多様であることを教え、手に職をつけさせる。 兵士に投降を進めるのだから過激派組織からは敵認定される。命がけの仕事である。お金にもならない。でも永井君は「誰もやらない仕事だから僕らがやる」とさらりと言い切る。その辺の肚の座り方が常人ではない。 そんな活動を十数年続けているうちに、世界のイスラーム過激派ネットワークに「アフリカや中東で支援活動をしている変なアジア人
恐山は、本日を持ちまして、今年も無事開山を迎えることができました。以下は、参拝の皆様に申し上げたご挨拶です。 皆様、本日は恐山の開山当日にご参拝賜り、誠にありがとうごあいました。 恐山はおかげさまを持ちまして、今年も無事にこの日を迎えることができましたが、世の中は国の内外ともに様々な難事が続き、私どもの気持ちも穏やかとばかりは言えないところだと存じます。 あれを見、これを顧みる時、今私が少しく考えるのは、「正義」とか「愛」と称されるものの危うさです。 この二つは、普通はだれも反対できない善事の代表でしょう。ですが、昨今の世情を見渡す時、その「善」の中に潜在する不都合を考えざるを得ません。それは何か。 私は、「正義」と「愛」の奥底に、人や物事を「思い通りにしたい」という、抜き難い欲望を感じるのです。 その「正義」が何であるか、誰をどう「愛する」かは、それを考える人の頭の中で決まります。だとす
日米首脳会談では憲法九条のおかげで日本はホルムズ海峡に自衛艦を派遣しろというトランプ大統領の要請をかわすことができた。戦争に巻き込まれずに済んだのは九条のおかげである。でも、「日米首脳会談、大成功」と大本営発表を垂れ流すだけのメディアはそうは報道しないし、もちろん高市首相自身も「九条のおかげです」とは決して言わない。なにしろそれを廃棄することが彼女の悲願なのだから。 では、どうして「九条のおかげで派兵をまぬかれたこと」を外交的成果として称えながら、その当の九条は「もう時代に合わない」という理由で廃絶することを目指すことができるのか。論理的にはこれは成立しない。論理的に考えれば、これは「九条があるせいで派兵できなかった」ことを高市首相自身は「外交的失敗」と総括していたということである。 高市首相自身は渡米して、トランプ大統領に「ただちに米軍、イスラエル軍と共に戦うために自衛隊を派兵します」と
愛媛県内子町で4月26日、山で切り出した木材を筏(いかだ)に組んで川下に運ぶ地元伝統の「筏流し」を再現した催しがあった。 内子町の小田川流域ではトラック輸送が普及するまで約50キロ下流の肱川河口まで運ぶ筏流しがさかんで、地元の川登(かわのぼり)地区の住民らが伝統の技を継承している。 この日は川が増水していたため、例年1キロ以上披露する筏流しの区間を200メートルほどに短縮。それでも簔笠(みのかさ)姿の筏師たちが長さ30メートル近い筏を長い竿(さお)で巧みに操っていた。 川登自治会の竹田義明会長(71)は「あいにくの空模様で気をもんだが、何とか開催できた」とほっとした様子で話した。【藤家秀一】
セキュリティ専門家が、長年にわたり明確に示してきた助言がある。「パスワードマネージャーを使え」ということだ。そして、このアドバイスは今なお有効だ。 市場の主要企業の1社であるBitwarden(ビットワーデン)が、深刻なセキュリティインシデントを認め、その結果として侵害された製品が短期間ながら配布されるに至ったというニュースが流れたにもかかわらず、である。 今回問題となったのは、npm(Node Package Manager)経由で配布されたBitwarden CLIの悪意あるバージョンだ(編注:Bitwarden CLIは、コマンドラインインターフェース版を指す。ターミナル[コマンドプロンプト]から操作するBitwardenクライアント)。インストールすると認証情報を窃取するペイロードが組み込まれていた。Bitwardenは一連のnpmパッケージのサプライチェーン侵害の最新事例となって
中島イシレリ ラグビー界に激震。国内最高峰リーグワンの選手規定をめぐり、大騒動が起きている。 リーグワンは来シーズンから、純粋な日本出身選手の出場機会を増やすため、日本で義務教育期間のうち6年以上を過ごした選手らの出場枠をつくる制度を導入する。これにより、高校大学・社会人で日本にやってきた海外出身選手の出場機会が減る恐れが出てきた。 そんな海外出身で日本国籍を取得したラグビー選手約30人が制度見直しを求めて、4月20日に公正取引委員会への申告と東京地裁に差し止め仮処分の申し立てを行ったことが明らかになったのだ。 申し立てをした選手の一人で、日本代表経験があるトンガ出身の中島イシレリは次のようにぶちまけた。 「悲しい。ラグビーをやりたいだけ、日本を強くしたいだけで頑張ってきたのに。レイシスト(差別主義者)がルールを作ってしまっている」 2019年ワールドカップ日本代表として初の8強入りに貢献
つげ義春の過去50年間の発言からマンガ家人生をたどる『つげ義春が語る マンガと貧乏』(筑摩書房)。この中からインタビュー「何も起こらないのです。」を特別に公開いたします。(聞き手:香川眞吾) 私の近況4 何も起こらないのです。――今回は、つげさんの作品に度々、取り上げられる〝蒸発〞について伺いたいと思っているのですが。「蒸発旅日記」にリアルな手記として蒸発の事が書かれてありますが、蒸発という事はいつ頃から頭にあったものなのですか。 つげ いつ頃からというより、常に世の中から逃げ出したいような気持ちでいましたね(笑)。それがどうしてそうなのか、自問する余裕も思考力もなかったですから、わけの解らぬまま発作的に実行してしまった感じでしたね。 ――旅に出るという事と、蒸発は本質的に違うものだと思うのですが。 つげ それは全く違いますね。旅は元の場所に帰って来ますが、蒸発は帰って来ませんから、まるっ
陸上自衛隊中央音楽隊の鶫真衣3等陸曹が自民党大会で国歌を歌唱した事件が波紋を広げ続けている。制服姿で特定の政党の集会に参加した行為が自衛隊法に違反するのではないかという指摘に対する、政府や自衛隊側の釈明はかなり無理があるものばかりだ。 SNS上では森友学園を連想するという声も増えてきた。 森友学園といえば、子どもに教育勅語を唱和させる時代錯誤の右翼教育を行う学校に国有地がタダ同然で払い下げられた件について、安倍首相夫妻の関与が指摘された疑惑だったが、安倍首相が「もし関わっていたら総理大臣も国会議員も辞める」とタンカを切ったのちに、つじつま合わせのために泥沼化したものだ。 今回も、小泉進次郎防衛大臣の無理筋な釈明が当時の安倍氏と重なるほか、私人の鶫3等陸曹が勝手にやったことにされているのも引っかかる。森友学園問題のとき、さんざん学園をほめそやしていた保守勢力が手のひら返しをし、責任がすべて籠
iPhone / iPadとモニターをUSB-Cケーブルで接続したときに、モニターの物理ボタンを操作して(OSDで)輝度変更をすることができない場合があります。その際にチェックするとよいところを紹介します。 (DELLのモニターのOSDの例。輝度のメニューは表示されるものの、輝度変更の画面に入ることができない) iPhone / iPadの設定画面で「画面表示と明るさ」を開き、下の方にスクロールすると「ディスプレイ」という見出しがあります。ここに、USB-Cケーブルで接続中の外部モニターの名前があります。これをタップ。 (DELL S2725QCと接続中の例) 次の画面の「優先ディスプレイ設定」のところで、ハイダイナミックレンジ(HDR)ではなくスタンダードダイナミックレンジ(SDR)を選択する。 以上です。 【エントリーで最大2万ポイント当たる|4/23まで】 DELL|デル USB-C
おととし、愛媛県松山市で3人が死亡した松山城の城山の土砂災害をめぐり、被災したふもとの住民らが8日、野志克仁市長らに対する業務上過失致死の疑いでの告発状を、警察に提出しました。 【写真を見る】土砂崩れの前兆だったか? 市が整備した緊急車両道の“ひび割れ” おととし7月に発生した城山の土砂災害では、大量の土砂がふもとの緑町の住宅街に流れ込みました。この災害で住宅3棟が押しつぶされるなどして、このうち1棟の住民3人が死亡しました。 8日、土砂災害で被災した緑町にあるマンションの住民の1人が代表して松山東警察署を訪れ、告発状を提出しました。住民によると受理されたということです。 告発状によりますと、対象は松山市の野志市長や城山の山頂付近に設置された緊急車両用道路の、管理や設計、工事対応の担当者です。 住民らは緊急車両用道路について、「災害発生前から一部がずれ下がっていた」と指摘。市は斜面にブルー
著者: 南直哉 なぜこの世に生まれてきたのか? 死んだらどうなるのか?――その「答え」を知っているものなどいない。だから苦しい。だから切ない。けれど、問い続けることはできる。考え続けることはできる。 出家から40年。前著『苦しくて切ないすべての人たちへ』につづいて、「恐山の禅僧」が“生老病死”に本音で寄り添う、心の重荷を軽くする後ろ向き人生訓。 当時は「豪雪地帯」と言われた北陸山中の修行道場に私が入門したのは、極寒の二月下旬である。山門で上山の許可を待って立ち続けている間に、履いている草鞋が凍り付いて、指導の古参和尚に「入れ」と言われても、容易に草鞋が脱げなかった。 修行を始めてすぐに困ったのは、厳寒なのに素足のため、それに慣れない足の裏が、あっという間に硬くなり、皮も厚くなって、伸縮性が失われ、ちょっとしたことで踵がひび割れたり、指の付け根が切れて、出血することだった。畳や床を血で汚すわ
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