TIPS「仮想ハードディスクを圧縮する(Virtual PC 2004編)」では、Virtual PC 2004 SP1の仮想ディスク・ファイル(.VHDファイル)を圧縮する方法について解説した。 仮想ディスクの圧縮とは、可変長サイズの仮想ディスク・ファイルのうち、未使用部分を解放(除去)して、そのサイズを小さくすることを指す。ゲストOS上でファイルの作成や削除、デフラグ操作などを繰り返すと、仮想ディスク・ファイル中には未使用の領域(ブロック)が増え、実際にゲストOSで使用している以上に仮想ディスク・ファイルのサイズが増大する。だが、その未使用領域が自動的に解放されることはない。このような無駄な領域を見つけ出し、仮想ディスク・ファイル中から取り除くことを仮想ディスクの「圧縮(compaction)」という。 本TIPSでは、Virtual Server 2005 SP1/Virtual S