劇場情報 コメント 奇しくもチャールズが亡くなる頃、アメリカは貿易赤字に悩まされ、レイの没した翌年、冷戦は終結しました。アメリカが最も輝いていたミッドセンチュリーは、そのままふたりが夫婦として、また仕事の大切なパートナーとしての関係性が最良だった頃と重なります。大きくなってゆくアメリカと並走したチャールズ&レイ・イームズ。ぜひ、時代の変遷を念頭に置いて観てもらいたい映画です。 青野賢一(BEAMS クリエイティブディレクター) あたまを使うのではなく、こころをたっぷりと使うこと。 それは、わかることと感じることの間をいく仕事術。 そしてそれは、イームズ夫妻の暮らし方でもありました。 松浦弥太郎(暮しの手帖編集長) おしゃれなラブラブ映画と勘違いしてすみませんでした。 イームズという「企業」の独自性を浮かび上がらせる、きわめて硬派なドキュメンタリーです。人間を丁寧に観察し、暗黒面にも切り込み