【ロンドン=佐竹実】ロンドン中心部のロンドン橋で29日午後、刃物を持った男が通行人に切りつけ、2人が死亡、3人が負傷した。英警察はテロ事件と断定した。射殺された容疑者の男はイスラム過激派との関与も指摘される。金融街シティーに近い現場では2017年にも別のテロ事件が起きており、英当局の治安対策も問われそうだ。英警察の発表によると、射殺された男は英中部に住むウスマン・カーン容疑者(28)。29日午
【カイロ=飛田雅則】エジプトで9日、キリスト教徒の一派、コプト教の教会で相次ぎ爆発事件が起きた。カイロの北方にあるタンタと、沿岸の主要都市アレクサンドリアの教会で爆弾が爆発し、多数の犠牲者が出た。同日、過激派組織「イスラム国」(IS)の系列ニュースサイトはISの兵士が実行したと伝えた。9日はキリスト教の祝日「聖枝祭」で、多くの信徒が教会で礼拝中だった。BBCなどによると、アレクサンドリアの教会
生首、大量殺戮…ツイッターを“凶器”にする「イスラム国」の世界を騙した卑劣なバイラルマーケティング戦略5例 アメリカの科学誌「Popular Science」の電子版は、残虐非道を繰り返すイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)がいかにしてバイラルマーケティング(口コミマーケティング戦略)を駆使し、勢力を拡大していったかを伝えている。その驚くべきノウハウとは――。 ■ISのバイラルマーケティング戦略に世界が騙されている 2014年6月、ISがイラク北部の都市モースルを陥落した際、ただ単に市街へと突入していったわけではなかった。彼らはツイッターのハッシュタグを使い、“進捗状況”を逐次、世界へと発信していたのだ。ソーシャルメディアが戦争利用された典型といえよう。 皮肉にも、このバイラルマーケティングは功を成した。数時間でISの蛮行はアラブ全土にとどろきわたり、人びとは恐怖に飲み込まれ、モースル
SMAP騒動・ベッキー不倫がトップニュースの日本。そのとき世界で何が起こっていたか。 ベッキー不倫報道。 ASKAブログ騒動。 DAIGO・北川景子結婚。 SMAP解散の噂。 正月明けから日本は、さまざまな芸能ニュースで埋め尽くされている。 ところで、筆者は「フィリピンのセブ島」で暮らしている。 ここセブ島は完全に英語圏。ニュース番組はもっぱら米国CNNや英国BBC、地元のニュースがメインとなる。もちろんセブ島で、SMAPについて報道されることはない。代わりにメディアから流れてくるのは、これでもか、というほどの「悲劇の報道」ばかりだ。 これから挙げる世界のニュースを盾に「日本の芸能ニュースなどに気を取られず、世界を見るんだ!」などという、しょうもない講釈を垂れるつもりはない。 実際には世界がどれだけの狂乱に巻き込まれようとも、SMAPを大切に思うファンが、その行く末を固唾を飲んで見守った気
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 ここんところ、なんとも不愉快な日々が続きました。結果的に人質事件は残念な結果に終わってしまったようですが、それに匹敵するくらい後味が悪いのは、バッシングのほうでした。人質ふたりに対するバッシングのひどさは想像以上で、日本人はどんだけ日本人が嫌いなのかと、海外の人たちも呆れる始末。 毎度おなじみの自己責任論は出るだろうなと思ってましたけど、もっとヒドかった。日本に迷惑かけたんだから自害しろだの、あれは韓国人だというデマを流しておとしめようとしたり、正気とは思えぬ発言の数々。でまた、そういう意見をいってるのが無名・匿名の一般人だけじゃないんですよね。そこそこ名のある人やテレビに出てるような人までがツイッターで堂々と発言してるってのがね。しかも10代20代の若者じゃない、いい歳こいたおっさん、オバサンなんですよ。やっぱり問題はゆとり教育じゃなかったんだな
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く