GNU Stow開発チームは12月3日、ソフトウェアパッケージのインストール管理ツール「GNU Stow 2.1.0」を公開した。9年ぶりの正式版リリースとなり、コードの大幅なリライトが行われている。 GNU StowはMakefileを用いてコンパイルするタイプのソフトウェアに向けたインストール管理ツール。一般的なUNIX系OSで動作する。makeコマンドの実行時に/usr/local/stowディレクトリ以下にファイルをインストールするよう設定し、その後stowコマンドを実行することで/usr/localディレクトリ以下にファイルをインストールできる。 stowではシンボリックリンクを用いてファイルの管理を行うため、同じソフトウェアの異なるバージョンを使い分けたり、またファイルのアンインストールも容易に行える。開発チームはカーネギーメロン大学のローカルソフトウェア管理アプリ「Depot