まぎらわしきことわざ。 【問題】:「他山の石」の使い方で正しいのはどっち? 1.この失敗の経験を自分たちの将来へ活かすために、他山の石としないことが大切です 2.今回の騒動を対岸の火事だと見過ごさず、他山の石とする意識が大事だ 他山の石は、自分の人格を磨くのに役立つ材料。反省材料とすべき、他人のよくない言行のことで、他人の失敗から得られる教訓というような意味になるので、正解は2です。 1の使い方では正反対の意味になってしまうのですがWeb上には数多く見られ、どちらかと言うとお堅い文章の中で使われていることが多く、気まずさ倍増です。 「他山の石としないように」としている人は、「他山の石」を「自分と無関係のこと」というような意味にとらえているのではないでしょうか。 [検索例] 「他山の石」としないよう自分自身を戒める機会としています。 今回の事故。他山の石としないようにしたいetc....