第98回全国高校野球選手権大会(7日開幕)の甲子園練習で、大分の女子マネジャーがユニホームを着てグラウンドで練習を手伝い、大会本部から制止されたことを受け、大会を主催する朝日新聞社は5日、報道陣に女子マネジャー本人と選手、関係者に今回の件に関して取材をしないように通達した。 【写真】聖地での練習を終えて引き揚げる首藤マネジャー 2日の甲子園練習で女子マネジャーの首藤桃奈さん(3年)がノックのボール渡しなどを行い、途中で大会関係者から制止されて話題となっていた。
「291万票の責任を感じている」。東京都政の新たなかじ取り役となった小池百合子知事(64)は2日、初登庁した知事室で意気込んだ。小池氏から「都議会のドン」と呼ばれた自民党の内田茂都議(77)は都連幹事長を引責辞任する意向を固めたが、都議会自民党はあいさつ回りにきた小池氏を“冷遇”。小池都政は波乱含みの船出を迎えた。 「知事と議会は両輪です。一輪車にならないように」。あいさつのため議長室を訪れた小池氏に対し、都議会の川井重勇議長(自民)は報道陣の前でクギを刺した。報道陣から小池氏と並んだ写真の撮影を求められると「あなた(報道陣)の要望に応える必要はないから」と拒否し、「どうもご苦労さまでした」と小池氏に退室を促した。 その後、自民党控室では幹事長と政調会長が不在で、ナンバー3の高橋信博総務会長ら2人が対応。「よろしくお願いします」と握手したが、滞在は約30秒と短かった。 高橋氏は「たま
第98回全国高校野球選手権大会の甲子園練習が2日、甲子園球場で行われ、大分の女子マネジャーがユニホームを来てグラウンドに立ち、大会関係者から制止される一幕があった。 大会規定では危険防止のため、グラウンドに立つのは男子のみと明記されている。甲子園練習も準じる形になるが、手引きには男女の明記がなく、ジャージでの参加は禁止、ユニホーム着用とだけ書かれていた。そのため廣瀬茂部長は「私が勘違いしていました。彼女は一生懸命頑張ってきたので、グラウンドに立たせてあげようと思って…。本当に申し訳ありません」と女子マネジャー・首藤桃奈さん(3年)のユニホームを新調し、甲子園練習に練習補助員として参加させた。 守備練習では慣れた手つきでノッカーへボールを渡し、約10分が経過した頃、大会関係者が気づいて制止。首藤さんは「やっぱりダメなんだと思いました。いつもやってるんですけど、甲子園ということで緊張して手
「むりやり全裸にさせられ、胸を隠してうずくまった私の肛門を割りばしでつつき、陰部にドライヤーの風を吹きかけた。笑いながら背中をたたかれたり蹴られたりした。泣いている私に馬乗りになり、キスをした上、馬乗りの姿勢のままカップラーメンを食べ、胸に麺を落とすなどした」(被害者女性の供述調書) 酒を飲ませた女性=事件当時(21)=にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪などに問われた東大生や東大大学院生ら3人の公判が7月、東京地裁で始まった。被害にあった女性は被告の一人に好意を寄せていたという。法廷で明らかにされたのは、偏差値的には日本最高のエリートでありながら、女性の気持ちをもてあそび、女性を“モノ扱い”していた被告たちの知性を疑わせるような所業だった。 ■サークルの裏の顔は“わいせつ目的” 同罪などで起訴されたのは、東大生、松見謙佑(けんすけ)被告(22)▽東大院生、松本昂樹(こうき)
「野党統一候補」という条件つきながら、東京都知事選(14日告示、31日投開票)へ出馬を表明した俳優、石田純一(62)が9日、大阪市内で取材陣に対応し、出演CMをめぐり、企業からすでに「天文学的な数字」の違約金請求が来ていることを明かした。 【写真】石田純一が出馬意向でレギュラー在阪局放送見合わせ 「まだ出馬すると決まってないし、グレーゾーン。犯罪をしたわけでもないのに、あるテレビ局がそのCMを流せないと言っているらしく、今後、出馬を取りやめたとしても、その違約金は払わないといけない。まさに今、その電話をしていたんです」 石田はこの日、大阪市内で、夏の血栓症予防啓発活動に参加。仕事を終え、帰路に就き、新大阪駅へ電話をしながら到着。現状を素直に吐露した。 金額は「わずか数日で何百万、何千万の単位になっている」と言い、今後さらに請求する企業が増えるなどし、増額になる可能性もあるという。「も
◇文科省担当者はショックをあらわに 「ICT(情報通信技術)化が最も進んでいる佐賀県のシステムが破られた。とても驚いている」。佐賀県立高校の生徒の成績などが流出した事件で、文部科学省の担当者はショックをあらわにした。同省は27日、佐賀県教委に事実関係の早急な報告を求めた。 全国の公立小中高校の普通教室に設置されている電子黒板の整備率(2015年3月時点)は全国平均が9%なのに対し、佐賀県は76.5%で全国1位。パソコンの整備状況も生徒2.6人に1台と全国トップで、国が第2期教育振興基本計画(13~17年度)で定める目標の3.6人に1台を唯一超えており、ICT化の先進地域として知られていた。 同省によると、児童や生徒の学籍や成績などの情報をコンピューターで管理するシステムは「校務支援システム」と呼ばれ、各地の学校で導入が進んでいる。教職員同士が情報を共有することできめ細かな指導をしたり
海老名駅前の自由通路で「マネキンフラッシュモブ」と呼ばれるパフォーマンスを行った市民団体のメンバーに対し、海老名市が条例に基づき禁止命令を出したのは表現の自由を過剰に規制し憲法に違反するとして、メンバーらが市に対して命令の取り消しなどを求める訴えを16日、横浜地裁に起こした。 フラッシュモブ禁止命令は違憲と訴え 市民団体メンバーが海老名市を提訴 原告は、市民団体「#マネキンフラッシュモブ@かながわ」と海老名市議の吉田美菜子さん(32)らメンバー9人。同団体はマネキンに扮(ふん)し、路上でプラカードを掲げる「マネキンフラッシュモブ」と名付けたパフォーマンスを行っている。 訴状によると、グループは2月28日、海老名駅前の自由通路で約10人が集まり、「アベ政治を許さない」「自由なうちに声を上げよう」などと記したプラカードを持って数分間立ち止まり、ポーズを取るパフォーマンスを実施。約1時間で計
大盛り上がりで終わったバレーボール、リオ五輪世界最終予選。日本チームを応援してはいた。けれど、おそろいの赤いTシャツを着たアイドルやアナウンサーの熱狂的な姿がテレビに映るたびにモヤモヤしてしまった私。この感じ、何だろう。日本戦の直後、タイ女子チームのコーチはこう言ったそうだ。「これはスポーツではない。日本のショーだ」(朝日新聞スポーツ部記者・渡辺芳枝) 【画像】「世界一美しいバレー選手」ザビーナ・木村沙織・岩坂名奈…トップ選手の素顔 向かったのは5月31日の男子第3戦、ポーランド戦。試合開始2時間前、すでに半分ほどの座席が埋まっている。場内の大型ビジョンにアイドルグループ「SexyZone」の映像が流れ、大会イメージソング「勝利の日まで」に合わせた応援練習が始まった。 1時間前になると場内が暗転し、場内DJの絶叫が響く。「Are you ready?」。チアリーダーによるダンスショーの後
元プロテニス選手でタレントの松岡修造(48)が20日、大使を務める、大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」で行われた「15周年 夏 開幕宣言イベント」に登場した。 【写真】ビショビショで目も開けられず!? 「リ・ボーンしよう やり過ぎの夏」をテーマに、水柱の中を突破して登場した松岡は500人の子供たちと水鉄砲で噴射合戦。「心の底から元気になるには、やり過ぎないといけない!修造になれ!」「錦織圭含めジュニアにも、やり過ぎで教えてます」「心の金メダルを取れ」と修造節で熱く語ったが、トーク中も松岡になついた子供たちから顔に水をかけられ続け「親はどういう教育をしてるんですか!」とお怒り。 結局、イベントの40分間、子供たちからの攻撃は止まず「ちょ、ちょ、真剣!水やめろ」「俺は締める時は締めるんだぞ…うわっ、耳に水入った…」「ふざけんなー!」と防戦一方。 熱いバトルで
インターネット空間にデータを保管できる米アップル社のサービス「iCloud(アイクラウド)」に侵入し、女優らの私的な画像をのぞき見したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は18日、長崎県大村市諏訪1、会社員、金子大地容疑者(29)を不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕したと発表した。同課は、金子容疑者が不正に入手したIDやパスワード(PW)で侵入したとみて調べている。【斎川瞳】 ◇長澤まさみさんら被害 捜査関係者によると、被害に遭ったのは女優の長澤まさみさんや北川景子さん、武井咲さん、タレントの紗栄子さんら。いずれの所属事務所も毎日新聞の取材に「コメントできません」「確認中」としている。 容疑は2015年1~11月、女性芸能人5人のアイクラウドに計200回にわたり不正にログインし、14年8月~15年10月にも女性芸能人3人と女性会社員1人のフェイスブック(FB)に計36回、不正にログインした
無料通信アプリ大手「LINE」(東京都渋谷区)のスマートフォン用ゲームで使う一部のアイテム(道具)が資金決済法で規制されるゲーム上の「通貨」に当たると、同社を立ち入り検査していた関東財務局が認定したことが分かった。通貨の場合、未使用残高が1000万円を超えれば半額を発行保証金として法務局などに供託する義務があるが、これまで同社は供託せず、財務局は同法違反に当たると指摘。供託不足額は3月末時点で約125億円に上る。【藤田剛】 同社は「検査結果などの開示は当局の要請によりできません。なお、従前の通り、当局からの指摘に誠実に対応します」とコメントした。 関係者によると、同社は供託などを進める方針を財務局に伝えたという。 財務局が通貨に当たると認定したのは、パズルゲーム「LINE POP(ラインポップ)」で使われるアイテム「宝箱の鍵」と、別のゲーム「LINE PLAY(ラインプレイ)」内のミ
刑事裁判で有罪判決を受けた被告人が、裁判にかかった訴訟費用の支払いを免れ、結果的に徴収不能となるケースが過去5年間で約5900件、総額約5億3100万円に上っていることが16日、分かった。全体の件数との比較では、およそ6人に1人が事実上、支払いを踏み倒している計算になる。いずれも国が代わって負担しており、徴収率を高める方策が求められそうだ。 訴訟費用の大半を占めるのが、国選弁護人への報酬とみられる。本来は経済的に困窮した被告人らのために国費で弁護士をつける制度だが、公判を通じて裁判所が資力ありと判断した場合は被告人に負担させ、検察が徴収実務に当たる。 産経新聞が最高検への情報公開請求で入手した資料によると、平成22~26年度の5年間で被告人が訴訟費用の支払いを命じられた件数は約3万1600件。総額約35億1900万円で、1件当たりの平均額は約11万1千円だった。 この間、繰り越し分を
【レスター(英国)5日】創立133年目でイングランドプレミアリーグ初優勝を飾ったレスターのタイ人オーナー、バイチャイ・スリバッダナプラバ氏(58)が日本代表FW岡崎慎司(30)ら選手30人に高級車ベンツを1台ずつプレゼントすることが分かった。英紙「デーリー・メール」(電子版)が報じた。全額無料の米ラスベガスへの優勝旅行に続く、異例の大盤振る舞いだ。 タイで最大の免税店キングパワーグループ会長で、3100億円近い資産を持つとされるオーナーが歴史的優勝を成し遂げた選手に破格のプレゼントを用意した。 メルセデスベンツのBクラスエレクトリックドライブ。1台3万2670ポンド(約506万円)相当する高級電気自動車だ。30人全員にもれなく渡され、30台分の総額は100万ポンド(約1億5500万円)近くに上る見通しだ。 同オーナーはすでに選手に対し、全額無料の米ラスベガス優勝旅行のプレゼントを約束
巨人は29日、野球賭博問題で無期失格処分を受けた元所属の笠原将生容疑者(25)が賭博開帳図利ほう助の疑いで逮捕されたことを受け、球団が行った調査結果の概要を公表した。 【写真】 会見で号泣する巨人・高木京介投手 巨人の発表によると、笠原容疑者が2014年4月上旬の名古屋遠征中、名古屋市内の違法カジノ店でバカラ賭博を行い、その店にサイン入り色紙を残したという情報を同月中旬に入手。本人に事情聴取したところ、「名古屋に在住している中学・高校の先輩から『食事に行こう』と誘われ、ついて行ったところ、違法カジノ店に連れて行かれた。先輩から言われるままにバカラ賭博をし、80万円を受け取った」と説明した。 球団は、受け取った80万円を返却させた上で、笠原容疑者の先輩を通しサイン入り色紙を回収。笠原容疑者は「先輩にだまされて違法カジノ店に連れて行かれた」「二度と賭博はしない」と反省の色を見せたため、罰金
日清食品は8日、3月30日から放送を開始したカップヌードルの新CM「OBAKA’s UNIVERSITY」シリーズ第1弾の放送を取りやめると同商品の公式ホームページで発表した。 CMはビートたけしが学長を務める大学で、矢口真里、小林幸子、新垣隆氏など世の中を騒がせた人たちが自虐ネタを披露するという内容。若者に失敗から這い上がる力を伝えたいとの意図があったものの、不倫をネタにする矢口の姿などに批判の声が上がっていた。 「カップヌードルのCMに関するお詫び」と題された発表ではCMに関しては視聴者から多くの意見があったとし「皆様に、ご不快な思いを感じさせる表現がありましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。放送をいったん取りやめるとした。 一方「今回のCMのテーマであります、『CRAZY MAKES the FUTURE.』のメッセージを伝える『OBAKA’s UNIVERSITY』シ
第88回選抜高校野球大会に初出場で準々決勝まで勝ち進んだ滋賀学園の選手らに対して、滋賀県の吉田清一県議(68)=自民党=が今月16日に県庁で開かれた激励会後に、学校の送迎バスの止め方を大声で非難し、「おまえらなんか1回戦負けしろ」と発言していたことが関係者への取材で分かった。バスは県教委が指定した場所に止めていた。学校関係者は「選手を動揺させる行為で残念」と述べ、吉田県議は「負けろとか言ったことについては何も言えない」と話している。 激励会は、県教委が開催。選手や監督らが県庁正面玄関に並び、三日月大造知事らが励ましの言葉を述べて送り出した。吉田県議は出席していなかった。 複数の関係者によると、会の終了後、選手らが県庁西側の路上に停車していた大型バスへ移動したところ、吉田県議が突然「なんちゅうとこ止めてんねん」「誰の許可を得てん」などと怒鳴り、「おまえらなんか1回戦負けしろ」と叫んだ。ほ
滋賀県警守山署は29日、大型スーパーの買い物客のかばんから財布を盗んだとして、この店の万引き警戒保安員、岡田睦子容疑者(55)=大津市清和町=を窃盗容疑で逮捕した。「かばんの口が開き、財布が見えていた。そんな無防備な人は困らせてやろうと思った」と供述しているという。 逮捕容疑は29日午前11時40分ごろ、同県守山市の大型スーパーで、無職女性(65)が買い物カートの上に置いていた手提げかばんから現金2万5000円などが入った財布を盗んだとしている。岡田容疑者は勤務中で、私服姿で万引きを警戒していた。 同署によると、女性から被害届を受けた署員が防犯カメラの映像を確認したところ、岡田容疑者が財布を盗んだとみられる場面が鮮明に映っていたという。同署員は「万引きGメンが勤務中に窃盗をして捕まるなんて聞いたことがない。本末転倒ですわ」とあきれていた。【森野俊】
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