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2019年8月13日のブックマーク (1件)

  • 読むコカイン漫画『夢中さ、きみに。』感想 - kansou

    和山まや先生の『夢中さ、きみに。』全8話、前半4話は掴みどころがなくちょっと変な男子高校生「林」の日常を、後半4話は学校一の嫌われ者「二階堂」の日常を描いている1話完結型の作品。 和山先生の描く絵はどこか懐かしく、コミカルかつシュールなギャグの数々に嫌味なくクスッと笑える。それでいて、何気ない日常の1ページを切り取ったような世界観とほんわかした登場人物たちの雰囲気に心臓の上のほうがギュッとして破裂して死ぬ。ギャグ漫画のようでいて、その枠にとどまらない繊細な台詞回しと行間の機微、ディテールがただの「現実」で、他の登場人物はもちろん、林や二階堂もたしかに変わっているのだけど「いる感」がすさまじく、読んでいると俺の青春のなかにも林が、二階堂が存在していたかのような、そんな錯覚すら覚えて頭おかしくなった。 前半に登場する「林」は意味もなく学校の階段の段数を数えたり、教室のベランダで干し芋を作ってた

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