ドラマ『初恋、ざらり』の風間俊介、いったいどういうことなんですか… 中学時代に兼末健次郎を見た日から、俺にとって風間俊介は「恐怖」の具現化だった。 風間俊介はいつどんな時でも主犯であり、裏切り者であり、黒幕であってほしい。全ての刑法の横には「演:風間俊介」と書いてほしい。 風間俊介に弱み握られて一生支配されたいですし、風間俊介に自分の返り血を浴びてもらいたいですし、風間俊介に踏まれる死体になりたい。夏の王様がキンキなら風間俊介は「闇の王」。風間俊介の下で闇に飲まれたい。 そんな歪んだ思想を持つ俺にとって、ひとまわりも年が離れた女子にうつつを抜かすくたびれたオッサンの風間俊介など、決して見たくねぇんだよ… などと、ほざいてたんですが…『初恋、ざらり』があまりにも素晴らしすぎて眼球が吹き飛びました。 軽度知的障害を持つ女の子・有紗の初めての純粋な恋を描いた物語で、単なるキラキラのラブストーリー