ベストセラー漫画「ドラゴン桜」でおなじみの弁護士・桜木建二。最近では、バーチャルYouTuber(VTuber)としても活動する弁護士・桜木が、日経ビジネス電子版に登場。ビジネスパーソンの悩みを一刀両断する。 連載4回目に相談に訪れたのは、システム開発会社で働く大野さん。社内では新規案件のプロジェクトリーダーを任されている。 大野さんの悩みは、プロジェクトチームのメンバーがほかの業務も兼務しているため、どうしても大野さんの手がける案件だけに全力を注げる状況ではないということ。メンバーそれぞれがほかの業務を兼務する中で、しっかりと成果を出すには、どのようなリーダーシップが必要になるのか。 人手不足が叫ばれる今、複数のプロジェクトを同時並行で進めるビジネスパーソンも少なくない。それも有能なプレーヤーほど、多数のプロジェクトに関わることになる。 ただこれは、マネジャーの立場から見れば悩ましい問題