韓国の李明博大統領は14日、首相や国会議長経験者らとの会合で、在日韓国人の地方参政権付与について「(日本側で)約束がある」と述べ、今年中に実現するとの期待を示した。 大統領は会合で、参政権付与の議論を「今年中に区切りをつけるのが(韓国側の)要求」とし、日本の民主党が積極的なことから「うまく解決できると見ている」と楽観視。日韓関係は「独島(日本名・竹島)のような解決できない問題もあるが、どの時よりも良好」と話した。 南北関係については、大統領が「グランドバーゲン」として提唱する北朝鮮核問題の一括妥結構想に、北朝鮮側が「深い関心を持っている」とし、朝鮮戦争開戦から60年となる今年が「関係改善のチャンス」と指摘した。(共同)