「薬は治す。物語は助ける。」病気と戦う子どもたちを元気づけるNPOが企業に送ったDMには驚きのアイデアが… 2011.11.08 丸原 孝紀 丸原 孝紀 病院にいる子どもたちは、病気だけでなく、孤独とも戦っています。友だちと同じように家族といっしょに暮らすことも、みんなと遊ぶこともできない子どもたち。彼らにとって、物語はお楽しみ以上の心の支えになります。 病院にいる子どもたちを元気づける活動をしてるブラジルの「Viva e Deixe Viver」というNPOは、病院での読み聴かせなどの活動を広めていく寄付を募るために、ちょっと変わったダイレクトメールを送りました。 そのダイレクトメールは、市販の薬のパッケージのような形をしています。でも、薬の名前が変わっています。「三匹のこぶた」、「赤ずきん」、「眠れる森の美女」…。 箱を開けてみると薬のようにカプセルが入っているのですが、そのカプセルの