前回は、メールをすばやく認識して処理するための工夫についてお話しました。今回は、メールに依存しすぎて失敗してしまった事例をご紹介しながら、メールをビジネスに上手く活用するためのコツをお話しします。 メールはメリットだけを見れば、「無料ですぐに送れる手軽なコミュニケーションツール」と思われがちです。しかし、そこに落とし穴があるのをご存知ですか? 次に挙げるのが、メールのデメリットを意識しないまま、安易に送信してしまったために評判を下げた、失敗してしまったという事例です。 【事例1】急なキャンセルをメールで連絡『出勤直後の9時。打ち合わせのダブルブッキングがあることに気が付いたAさんは、11時からの約束をキャンセルするため、急いで相手先B社にメールを送りました。しかし、11時を過ぎた頃、B社から「約束の時間に来られないのでどうかされましたか?」と電話がかかってきました。Aさんは普通に「メール