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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (11)

  • KDDI労組が11時間の勤務間インターバルを獲得 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今春闘、もちろんお金の話が注目を集めていますが、お金以外の要求で妥結に至った事項の中に、注目に値するものがあります。 情報労連所属のKDDI労組が、安全衛生規定として、11時間の勤務間インターバルの導入で妥結したそうです。KDDI労組のフェイスブックから: https://www.facebook.com/KDDIWU/posts/807900719279780 KDDI労組は、2015春闘における総合労働条件の改善として「11時間の勤務間インターバルの導入」を掲げて取り組みを進めた結果、安全衛生に関する規定として11時間の勤務間インターバルを導入をすることで妥結し、現在、7月からの制度導入に向けて労使で準備を進めています。 これはすばらしい実績ですね。今まで情報労連傘下の幾つかの組合が勤務間インターバルを導入していたとは言っても、正直小さいところばかりで、大企業でどーんと出ないかなと思っ

    KDDI労組が11時間の勤務間インターバルを獲得 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inakashoge
    inakashoge 2015/04/23
    これは勤務医も見習わないと。まず、宿直扱いの当直を夜勤と認めさせることから必要。
  • 健康確保策義務付けで合意 労働時間規制の除外で分科会@日経 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日の日経新聞経済面に、「健康確保策義務付けで合意 労働時間規制の除外で分科会」という記事が載っています。 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS24H4I_U4A221C1EE8000/ 厚生労働省は24日、労働政策審議会の分科会を開いた。時間ではなく成果に対して賃金を払うホワイトカラー・エグゼンプション(労働時間規制の除外)の適用条件を議論。労働者に一定の休日を取らせるといった健康維持策の義務付けで労使代表が大筋で合意した。時間にとらわれない働き方で生産性を高める一方、働き過ぎで健康を損なわないようにする。 企業は新制度の対象とする労働者に対して、労働時間や在社時間を把握する義務を負う。残業代や深夜手当を払う必要はないが、長時間労働が疑われるときは産業医の面接を受けさせる。加えて、(1)一定日数の休日取得、(2)労働時間の上限、(3)終業から翌日の

    健康確保策義務付けで合意 労働時間規制の除外で分科会@日経 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inakashoge
    inakashoge 2015/01/03
    >(1)一定日数の休日取得、(2)労働時間の上限、(3)終業から翌日の始業までの勤務間に一定時間の休息確保 /現実問題として、これが3つとも実施されれば多くの勤務医の労務環境は改善されるというところが怖いところ。
  • ハフィントンポストで小室淑恵さんが「長時間労働をやめれば、日本は変わる」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ハフィントンポストで小室淑恵さんが「長時間労働をやめれば、日は変わる」と熱く語っています。 http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/12/komuro-yoshie-election2014_n_6313526.html ・・・よくよく考えてみると、少子高齢化といった社会保障に関わる問題だけでなく、個人消費の冷え込みといった経済的な問題も含めて、日の抱える課題の元凶は“長時間労働”なんですね。長時間労働をやめれば、日は変わります。 ・・・この長時間労働の解決にこそ、政府は一番介入していくべきだと思います。政府が、長時間労働に踏み込めるか。経済団体からの風当たりは強いかもしれませんが、「これで景気がよくなる、企業経営がよくなるんだ」と、ちゃんと説得していけるかが重要だと思います。 ところがこれがなぜか一番難しい。 次の一節では私も出てきますが、 ・・・

    ハフィントンポストで小室淑恵さんが「長時間労働をやめれば、日本は変わる」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inakashoge
    inakashoge 2014/12/15
    労働時間の上限規制が、社会の活性化にとって必要と言うのは同感。
  • 「ジョブ型」のドラクエ3、「メンバーシップ型」のファイナルファンタジー5 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    拙著『若者と労働』が電子ブック化されたことで、さらに読者層が広がっているようです。 日、やまあきさんの「ファジーロジック」に、こういうブログ記事がアップされていますが、 http://yama-aki1025.hatenablog.com/entry/2014/12/12/%E8%87%AA%E3%82%89%E3%81%AE%E6%84%8F%E6%80%9D%E3%81%A7%E3%80%8C%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%EF%BC%88%E6%BF%B1%E5%8F%A3(自らの意思で「戦士」になるということ(濱口桂一郎さんの「若者と労働」を読んで)) 新幹線内の読書用にkindleストアで濱口桂一郎さんの「若者と

    「ジョブ型」のドラクエ3、「メンバーシップ型」のファイナルファンタジー5 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inakashoge
    inakashoge 2014/12/15
    この例えは判り易いかも。
  • 山口一男「女性活躍の推進と日本企業の機能不全脱却について」@RIETI - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    経済産業研究所のHPに山口一男さんの「女性活躍の推進と日企業の機能不全脱却について」という論文がアップされています。 山口一男さんと言えば、そう、日的雇用慣行に「見返りのある滅私奉公」という絶妙の表現をされた方で、それをもじってわたくしがブラック企業を「見返りのない滅私奉公」と呼んだことはご承知の通りです。 http://www.rieti.go.jp/jp/publications/pdp/13p002.pdf 男女格差に関する基的事実を摘示した後、「日的雇用慣行と制度の分析」を踏まえて、いくつかの政策提言をされているのですが、そのうちまず日的雇用慣行と制度の分析のところで、いくつか注目される指摘をしています。やや専門的ですが、玄人的にはここが結構重要なのは、 ・・・隅谷は日の終身雇用や年功賃金を中心とする内部昇進制度は、このような内部労働市場と見た。一方舟橋の主な反論は、米

    山口一男「女性活躍の推進と日本企業の機能不全脱却について」@RIETI - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inakashoge
    inakashoge 2014/05/30
    “労働基準法の第36条規定に従えば、超過勤務が可能となり、その場合同法は最大超過勤務時間について週15時間、月45時間などと限度時間を定めている。しかし、実際にこの限度時間は全く守られていない。”
  • 産業競争録会議長谷川資料で注意すべき点 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日開かれた産業競争力会議課題別会合に出された長谷川座長の資料については、書かれてもいないことをまことしやかに報ずるマスコミもあったりして困ったものですが、まずはきちんと原資料に当たって確認すべきを確認するという基動作をしっかりやりましょう。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/kadaibetu/dai4/siryou5.pdf そのうえで、とかくマスコミがやりがちな、重要でないことばかり大騒ぎして、一番肝心なことを見事にスルーするという弊に陥らないようにするために、ここで注意して目を通すべきところを指摘しておきます。 まず、「新しい労働時間制度の考え方」と題する4ページの一番下の項目。 健康確保は、「労働時間上限」、「年休取得下限」等の量的制限の導入、 対象者に対する産業医の定期的な問診・診断など十分な健康確保措置 ど素人ならと

    産業競争録会議長谷川資料で注意すべき点 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inakashoge
    inakashoge 2014/05/29
    “ど素人ならともかく、ある程度の玄人ならこれを見て、なるほど法律上の(労働時間)上限設定は何が何でもやるつもりはないんだな、と読まなければなりません。”
  • 残業代ゼロ糾弾路線の復活? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日の朝日朝刊の1面トップは http://www.asahi.com/articles/ASG4P5142G4PULFA00Y.html(「残業代ゼロ」一般社員も 産業競争力会議が提言へ) でしたし、たぶん明日の朝刊に載るであろう今夜アップされた記事が http://www.asahi.com/articles/ASG4P5142G4PULFA00Y.html(「残業代ゼロ」一般社員も 産業競争力会議が提言へ) ですから、これはもう、労働時間問題は働き過ぎでも過労死でもなく、ひたすら残業代ゼロという銭金路線で行くと決めたということでしょうか なんだか脱力感で新しく何かを書く気力もわかないので、以前書いたものを引っ張り出しておきます。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/johororenjikan.html (「労働時間規制は何のためにあるのか」 『情

    残業代ゼロ糾弾路線の復活? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inakashoge
    inakashoge 2014/04/23
    “しかしながら、物理的労働時間規制を野放しにしたままで成果のみを要求すると、結果的に多くの者は長時間労働によって乏しい成果を補おうという方向に走りがちである。”
  • 医者の不養生 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『労基旬報』6月25日号に「医者の不養生」を載せました。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/roukijunpo130625.html 今年2月12日、最高裁判所は奈良県立奈良病院事件の上告を受理しないという決定を下しました。これにより、医師の宿日直をめぐる問題に最終判断が下されたことになります。もっとも、その判断の内容は労働基準法施行当初から当然と考えられてきたことに過ぎないのですが、医療界にとっては驚天動地のものであったようなのです。 この事案は、産婦人科の医師たちが「宿日直」という名目で王切開術実施を含む異常分娩や,分娩・新生児・異常妊娠治療その他の診療も行っていたものです。2009年4月の奈良地裁、2010年11月の大阪高裁とも、この「宿日直」勤務を労働基準法41条3号の予定する監視・断続労働の適用除外の範囲を超えるものとして、労働時間と認め、

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  • ベーシックインカム論者には2種類あって・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    権丈先生たら、先日の公務員初任研修で、隣の教室で何をからかっていたんですかぁ。 http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/main.html >そう言えば、5月9日の国家公務員初任研修で、こういうシーンが。 「先生は、ベーシックインカムはご専門ではないと思いますが、どう思われますか?」 「専門じゃないし、専門家にもなりたくないですけどね。 ところで、ひとり1万円を国民全員に配ったらいくらになると思いますか?」 「1兆2千億円ですか」 「そう。でっ、君は、ベーシックインカムにひとりにいくら必要だと思う?」 「10万円は必要かと」 「ということは、一ヶ月で12兆円必要ですね。それを12ヶ月配ったら?」 「えっとぉ、144兆円」 「今年の税収は? それに、さっき話したけど、生活保護費はいくら? そのうち医療扶助なんかを外した現金給付はどれだけだったっけ? さ

    ベーシックインカム論者には2種類あって・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inakashoge
    inakashoge 2013/06/05
    「ベーシックインカム][kenjoh]
  • 極めて当たり前の判決だが、法の世界では「権利」は主張して初めて問題になる - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    医師の転職雑誌『DOCTOR'S CAREEA MONTHLY』(リクルート)の2013年5月号に、標題のインタビュー記事が掲載されました。 中身は例の奈良県立病院事件最高裁判決についてですが、この雑誌の読者である医師たちにどれだけ届く話なのか、という気もしたりします。 2月13日、奈良県立奈良病院の産婦人科医2人が、県に対し当直勤務の時間外手当を求めていた裁判がついに結審した。最高裁は県側の上告を受理せず、当直は労働基準法(労基法)の時間外勤務に当たるとして、県に約1500万円の支払いを命じていた2審判決が確定した。労働政策研究・研修機構統括研究員の濱口桂一郎氏は、「極めて当たり前の判決。病院側が最高裁まで争ったことが不思議なくらいだ」と言う。 裁判では、原告医師の当直が労基法の時間規定(1日8時間、週40時間)から除外されるか否かが争点となった。労基法では、41条3項で定めた『監視また

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  • 休息期間の必要性を語るヒヤリ事故 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    休息期間規制の必要性を非常にわかりやすく物語るヒヤリハット事故の実例: http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_30&k=2011062600079(地下鉄で居眠り運転=車掌が急ブレーキ-大阪) >大阪市交通局は26日、市営地下鉄中央線のコスモスクエア発学研奈良登美ケ丘行きの列車(6両編成)で同日午前6時ごろ、男性運転士(43)が居眠りし、停車駅の緑橋駅に近づいてもブレーキをかけなかったと発表した。車掌が気付いて急ブレーキをかけ、電車は停止線を40メートル越えて止まった。乗客約30人にけがはなく、列車は約6分遅れで出発した。 同局によると、運転士は急ブレーキがかけられるまでの約50秒間の記憶がないという。運転歴11年7カ月のベテランだった。 25日は午後10時に勤務を終え、26日午前2時ごろ就寝。4時半に起き、5時すぎから運転しており、睡眠時間はわずか2時間半だっ

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