■事実確認できずにお咎めなし 先日、東京ヴェルディ対ヴァンフォーレ甲府戦終了直後、ヴェルディのレアンドロ選手が、甲府の選手を追い回すという事態があった。なぜ、レアンドロ選手がそんな「暴挙」に出たのかというと、レアンドロ選手に対して甲府の32番の選手(その後の事実関係調査で確認ができなかったというので、一応名前を出すことは控えた)が、「チンパンジー」と揶揄したから、(差別意識を感じ)「怒って」、追いかけたということである。 当然、翌日の新聞を中心にした報道で「問題」にされたが、その後Jリーグの調査で、差別的言動をしたという事実を確認できなかったという結論で、32番の選手への懲罰はなく、レアンドロ選手には注意ということで、事態は収拾された。その後、甲府は事実を確認できなかった以上、この問題で選手を非難することがないよう断固たる決意で臨むというような談話を発表している。 これに対して、レアンドロ