米Appleが10月4日に発表した新型iPhone、「iPhone 4S」は、多くのメディアが事前に繰り広げた“予想合戦”を尻目に、質実剛健なスペックアップと機能強化を果たした。外観は「iPhone 4」とほぼ同じだが、CPUが「iPad 2」と同じデュアルコアプロセッサ「Apple A5」になったことで処理速度が大きく向上。これまで以上にアプリやWebブラウザの動作が軽快になっているのが最大の魅力だ。 さらにカメラ周りの機能強化も見逃せない。iPhoneで写真を撮る人が多いことはティム・クック氏のプレゼンテーションでも触れられていたが、カメラ代わりにiPhoneを活用している人にはうれしい改善が多数盛り込まれている。またiOS 5で新たに導入される通知センター(Nofitication Center)、リマインダー、Newsstandといった機能もデモ機で体験することができたので紹介した