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2009年6月30日のブックマーク (7件)

  • レイモンド・チャンドラー『さよなら、愛しい人』(1940) / Pulp Literature

    ★★★★ The Adventure of Sherlock Holmes ジェレミー・ブレット / デビッド・バーク / ゲイル・ハニカット / テニエル・エバンズ ハピネット・ピクチャーズ 単品 【Amazon】 / BOX(24枚組) 【Amazon】 「ボヘミアの醜聞」、「踊る人形」の2編。 NHKで放送していたドラマの完全版(日語吹き替えも収録)。これはすごかった。あの端正な小説世界を忠実に再現していて、風格ある映像にぐぐっと引き込まれる。ホームズ役のジェレミー・ブレットは大はまりだし、馬車が闊歩するロンドンや緑に覆われた郊外など、異国情緒あふれる風景も素晴らしい。紅茶を飲みながらのんびり浸っていたい世界観だ。 第1話「ボヘミアの醜聞」"A Scandal In Bohemia" ボヘミア国王がお忍びでホームズの部屋を訪問。結婚を間近に控えた王は、昔の恋人であるアイリーン・アド

    inmymemory
    inmymemory 2009/06/30
    村上春樹訳 / pulp_literatureさん、タイトル変更どうもです
  • 横浜市

    横浜市役所 〒231-0005 横浜市中区町6丁目50番地の10 法人番号:3000020141003 所在地案内 組織案内 市役所開庁時間 月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時15分まで (一部の窓口では開庁時間が異なる場合があります) ※祝日・休日・12月29日から1月3日を除く お問合せは横浜市コールセンターへ 午前8時から午後9時まで(年中無休) 横浜市コールセンター 電話:045-664-2525 Q&Aよくある質問集で調べる 市政へのご意見・ご提案はこちらへ 市民からの提案 横浜市役所 〒231-0005 横浜市中区町6丁目50番地の10 法人番号:3000020141003 所在地案内 組織案内 市役所開庁時間 月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時15分まで (一部の窓口では開庁時間が異なる場合があります) ※祝日・休日・12月29日から1月3日を除く

    横浜市
    inmymemory
    inmymemory 2009/06/30
    湊かなえ「告白」ダントツ1位か。先日読了したけど、書きたいこと多過ぎて簡単に感想書けないよ・・・。これを嫌いっていう人の気持ちは分るが友達にはなれない http://h.hatena.ne.jp/inmymemory/9236533304099974705/
  • J.G.バラード『太陽の帝国』 - sekibang 1.0

    太陽の帝国posted with amazlet at 08.11.16J.G.バラード 国書刊行会 売り上げランキング: 357544 Amazon.co.jp で詳細を見る J.G.バラードの作品を初めて読む。『太陽の帝国』は、この上海生まれのイギリス人作家が、太平洋戦争下の上海で体験した出来事を基にした半自伝的小説のこと。「SF作家」として語られることの多いこの作家への導入が、この作品で妥当であったのかどうかは分からないがとても面白かった。日の侵攻によってそれまでの上流社会的な生活を奪われ、混沌へと投げ込まれたひとりの少年の視点から描かれた「世界の崩壊」は耽美なまでに美しく、また、少年が抱くアメリカや日への憧憬の無垢さに心を打たれるものがある。1987年にスティーヴン・スピルバーグによって映画化されているそうで、機会あればそちらもチェックしたい、と思った。主人公の少年を演じている

  • 古川日出男『聖家族』 - 「石版!」

    聖家族posted with amazlet at 08.11.24古川 日出男 集英社 売り上げランキング: 36479 Amazon.co.jp で詳細を見る 古川日出男の最新作。舞台は東北、奇しくも実家(福島県)から帰ってくる新幹線のなかで読み終える。800ページ弱、2段組の超ボリューム。これを読んでいた姿を見た私の母が「あんた、国語辞書なんか読んで、なにしてんだい?」と問いかけたほどの圧倒的な分量で綴られた、汎東北的な神話。『ベルカ、吠えないのか?』でも見られた血縁関係の系譜学的ストーリーは「すわ、中上健次か!すわ、ガルシア=マルケスか!」と思わずにはいられない……のだが、これはちょっと収まりが悪い感じの読後感でものすごく残念な気になってしまった。 前半は青森県の「狗塚家」の血筋について語られ、後半では福島県の「冠木家」の血筋について語られる。東北の北端と南端にある一族の物語が、交

    古川日出男『聖家族』 - 「石版!」
  • ホルヘ・フランコ『ロサリオの鋏』(田村さと子訳) - sekibang 1.0

    ロサリオの鋏 (Modern & classic)posted with amazlet at 08.07.27ホルヘ・フランコ 河出書房新社 売り上げランキング: 323018 Amazon.co.jp で詳細を見る コロンビアの作家、ホルヘ・フランコの『ロサリオの鋏』を読んだ。1999年に発表されたこの小説は、コロンビア国内でガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』以来のベストセラーとなり、ホルヘ・フランコは「第二のガルシア=マルケス」とまで謳われているそうだ(ペルーのマリオ・バルガス=リョサもこの作品について絶賛している)。いわゆる「マジック・リアリズム」風の作品ではないのだが、たしかにガルシア=マルケスの作品と通ずる点もあり、とても面白く読めた。 キスの最中に、至近距離から撃たれた銃弾をまともにくらったロサリオは、恋の痛みと死の痛みとを取り違えてしまった。 小説は、銃撃された

    ホルヘ・フランコ『ロサリオの鋏』(田村さと子訳) - sekibang 1.0
  • アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ『すべては消えゆく』 - sekibang 1.0

    すべては消えゆく (白水uブックス―海外小説の誘惑)posted with amazlet at 09.04.23アンドレ・ピエール ド・マンディアルグ 白水社 売り上げランキング: 303875 Amazon.co.jp で詳細を見る (ブログに記録しているところによれば)およそ一ヶ月半ぶりに小説を読む。しばらく小説に遠ざかっていたのは「小説ばかり読んでいるとバカになる」と思っているからなのだが、久しぶりに読んだら「やっぱり、小説って面白いよなぁ……バカで良いよ、もう……」などと思ってしまう。それは一重にマンディアルグの筆力によるものであろうが。そう、マンディアルグである。フランスの幻想小説の大家の最後の長編を読んだのだ。これは、三島とダンテとジョイスをごちゃまぜにして、それをものすごく込み入っていながらも美しい文章で書き下ろし、かつ、官能小説すれすれのエロティックな描写を挿入したという

    アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ『すべては消えゆく』 - sekibang 1.0
  • ロード・ダンセイニ『世界の涯の物語』 - sekibang 1.0

    世界の涯の物語 (河出文庫)posted with amazlet at 09.06.24ロード・ダンセイニ 河出書房新社 売り上げランキング: 134212 Amazon.co.jp で詳細を見る 『世界の涯の物語』を読み終える。ロード・ダンセイニのふたつの初期短編集『驚異の書』と『驚異の物語』を収録されている。ここではダンセイニが残した品の良く、気の利いたユーモアが散りばめられた、幻想小説・魔法小説が読める。どれも読んだあとに、いくばくか豊かな気持ちになるような作品ばかりなのが素晴らしい。この作者の著作は以前に『影の谷物語』*1を読んで「こういう風に、豊かな気持ちになる文学とは、豊かな身の上からしか生まれないのではないか」などと思ったが、今回も似たようなことを感じる。 『驚異の書』は魔法使いや、盗賊、神々や神話上の種族(ドワーフやエルフ)といったものが活躍する異界を描いた幻想小説が主体

    ロード・ダンセイニ『世界の涯の物語』 - sekibang 1.0
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    inmymemory 2009/06/30
    id:teajianさん↓Sidney Herbert Sime大好きです!! cf. http://d.hatena.ne.jp/inmymemory/20071107/1194437410