ミシェル・ビュトール ミシェル・ビュトール(Michel Butor, 1926年9月14日 - 2016年8月24日[1])は、フランスの小説家、詩人、批評家、ブック・アーチスト(livre d'artiste)。ヌーヴォー・ロマン(nouveau roman)の作家の旗手のひとりと目される。 フランス北部モン=ザン=バルールで生まれる。1956年、小説第2作『時間割』でフェネオン賞(le Prix Fénéon)を受賞、翌年1957年第3作目の『心変わり』(La Modification)でルノードー賞(le Prix Théophraste Renaudot)を受賞し注目を集めた(主人公に二人称代名詞「あなたは」<vous>を採用した小説作品として有名)。1960年に4作目の『段階』(Degrés')を発表後は小説作品から離れ、1962年『モビール -アメリカ合衆国の表現のためのエチ