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2022年5月8日のブックマーク (10件)

  • 二行連 - Wikipedia

    二行連(にぎょうれん;二行連句、対句、couplet, カプレット、カプリット、クプレ)は2行で1組の韻文(詩)。通常押韻され、同じ韻律を持っている。文化によっては、それぞれの文化に関連した装飾的な伝統を持っている。たとえばアフリカでは部族の精神的指導者が主に用いる。 西洋詩の二行連[編集] 伝統的に西洋の二行連は効果的な押韻であるが、すべての二行連が押韻されているわけではない(同様に、詩は空白を用いて二行連を区分する)。iambic pentameter(弱強五歩格)の韻律を持つ二行連はヒロイック・カプレット(heroic couplets, 英雄対句、英雄対韻句、英雄対連、英雄詩体、英雄詩体二行連句、英雄二行詩 )と呼ばれる。エピグラム(警句)も二行連で作られる。さらに、シェイクスピア風ソネット(シェークスピア風十四行詩)の最後の二行連のように複雑な押韻構成を持つ場合もある。 押韻され

  • 三行連 - Wikipedia

    三行連(さんぎょうれん。三行連句。tercet, テルツェット、テルチェット or triplet, トリプレット)は3行で作られる詩のスタンザ(詩節、連)のこと。3行で1つの詩になる場合は三行詩または三行連詩と呼ばれる。 押韻されていないが俳句は三行詩である。 enclosed tercetは、「aba」という押韻構成の三行連である。 ダンテ・アリギエーリが『神曲』で使ったテルツァ・リーマ は、「aba bcb cdc ...」と三行連が続き、最後は「yzy z」か「yzy zz」で終わる。 ヴィネラルは三行連が「A1bA2 abA1 abA2 abA1 abA2」と続き(A1とA2はそれぞれ同じ語を繰り返し、aと同じ押韻)、最後は「abA1A2」という四行連で終わる。 ヘンリー・ワズワース・ロングフェローの『雪の十字架』(1879年)は、「abbaabba cdccdc」という押韻構成

  • 押韻構成 - Wikipedia

    押韻構成(おういんこうせい、または押韻配列、押韻スキーム、英語:rhyme scheme, ライムスキーム)は、詩または歌で、行の押韻のパターンのこと。押韻は行の最後の部分にされるので、end rhymes(脚韻、終末韻)のパターン、つまり、脚韻構成(または脚韻配列、脚韻パターン)と言うこともできる。 押韻構成は通常、ABCなどの文字を使って、各行にどんな押韻がされているかを表す。例えば、「ABAB」は4行からなるスタンザ(詩節、連、節)で、第1行と第3行に「A」、第2行と第4行に「B」の押韻がされていることを示している。例として、ロバート・ヘリック(en:Robert Herrick (poet))の詩『To Anthea, Who May Command Him Any Thing』を挙げる。(太字は押韻されている語) Bid me to weep, and I will weep,

  • ソネット - Wikipedia

    ソネット(十四行詩、sonnet)は、14行から成るヨーロッパの定型詩。ルネサンス期にイタリアで創始され、英語詩にも取り入れられ、代表的な詩形のひとつとなった。 ソネットの形式には大きく3つのタイプがあり、それはイタリア風ソネット、イギリス風ソネット、スペンサー風ソネットである。イギリス風ソネットの中のウィリアム・シェイクスピアが用いた形式はシェイクスピア風ソネット、シェークスピア風十四行詩と呼ばれ、押韻構成は「ABAB CDCD EFEF GG」となる(「Shall I compare thee to a summer's day?」など)。 代表的なソネット作家には、ペトラルカ、シェイクスピア、ジョン・ミルトン、ウィリアム・ワーズワースなどがいる。 「sonnet」という用語はプロヴァンス語のsonetとイタリア語のsonettoに由来する。ともに「小さな歌」という意味である。13世紀

  • アレクサンドラン - Wikipedia

    アレクサンドラン(または十二音綴、フランス語: alexandrin、英語: alexandrine、イタリア語: alessandrino)は詩における韻律の行、つまり詩行(詩句)の一種。英語詩でも使われ、その場合はアレクサンドル格と訳される。アレクサンドランはバロック時代のドイツ文学や、近・現代のフランス語詩で一般的である。イギリス演劇でも、古い時代に使われることは多かったが、クリストファー・マーロウやウィリアム・シェイクスピアによって弱強五歩格にとって代わられた。 フランス文学の中で使われるようなSyllabic verse(音節からなる韻文、または詩)の中で、アレクサンドランは1行が12音節から成っている。アレクサンドランは、6音節目と7音節目の間にカエスーラ(中間休止、句切れ)を挟むことによっておのおの6音節ずつに2等分されるのが最も一般的である。 ピエール・コルネイユとジャン・

  • テルツァ・リーマ - Wikipedia

    テルツァ・リーマ(Terza rima, 三韻句法)は、押韻したverse(韻文、詩)のスタンザ(連、詩節)の形式で、3つの連動した押韻構成から成り立っている。最初に使ったのはイタリアの詩人ダンテ・アリギエーリである。 テルツァ・リーマは、「aba bcb cdc ded ...」のパターンで作られた三行連、つまり、3行で1つのスタンザを成すもの。長さには制限がないが、テルツァ・リーマで書かれた詩、または詩の部分の最後は、最後の三行連句の真ん中の行の押韻を繰り返す一行もしくは二行連句で締めくくられる。もし「ded」で終わるのなら、最後は「e」か「ee」になる。 I have been one acquainted with the night. (a) I have walked out in rain—and back in rain. (b) I have outwalked the

  • ブランクヴァース - Wikipedia

    ブランクヴァース(無韻詩, Blank verse)は詩の一種で、規則的な韻律(meter)は持つが、押韻(rhyme)は持たないのが特徴である。英語詩において、ブランクヴァースに最も一般的に用いられる韻律は弱強五歩格である。 英語詩で最初にブランクヴァースが使用われたのは、サリー伯ヘンリー・ハワードの『Æneid』(1554年頃)だった。ハワードはラテン語詩、おそらくイタリアのversi scioltiの詩/詩形からインスピレーションを得たものと思われる。versi scioltiもラテン語の古典詩も(古代ギリシアのもの同様)押韻を使わないのである。『フェヴァーシャムのアーデン』(1590年頃)の作者(不詳)のend-stopped(en:End-stopping、詩行の意味が行末で区切れ次の行にわたらないもの)ブランクヴァースは興味深い例である。 クリストファー・マーロウは、ブランクヴ

  • 《たっぷりシェイクスピア!》演劇講座 vol.1シェイクスピアの台詞の音楽性 【講師:河合祥一郎】

    現在ページ 新国立劇場HOME 情報センター 演劇資料集 《たっぷりシェイクスピア!》演劇講座 vol.1シェイクスピアの台詞の音楽性 【講師:河合祥一郎】 マンスリー・プロジェクト11月 連続講座 たっぷりシェイクスピア! Vol.1「シェイクスピアの台詞の音楽性」 講師:河合祥一郎(英文学者・東京大学大学院教授) 2016年11月11日[金]・12日[土] 情報センター シェイクスピアは難しいとか、なんであんなに長い台詞をわざわざ言うのかといった話をよく聞きます。シェイクスピアを理解しようとして作品の粗筋を知ったところで結局「ふーん」でおしまいになってしまう。じゃあどこをどう理解すればシェイクスピアの面白さがわかるのか。まあ、粗筋については、わたしもを出していますので、それはそちらで確認していただくことにしまして、今日はシェイクスピアの質は台詞の音楽性にあるという観点から、台詞の響

  • 湖水詩人 - Wikipedia

    湖水詩人(こすいしじん、または湖畔詩人、Lake Poets)は、19世紀、イングランドの湖水地方に住んでいた詩人たち全員のこと。グループとして、思潮・文学的実践の1つの「派」になったわけではないものの、彼らの作品は「エディンバラ・レヴュー(Edinburgh Review)」誌によってひとまとめにされ批判された。ロマン主義運動の一部と見なされている。 湖水詩人を代表する詩人は、ウィリアム・ワーズワース、サミュエル・テイラー・コールリッジ、ロバート・サウジーの3人で、ワーズワースの妹ドロシー・ワーズワース、チャールズ・ロイド(Charles Lloyd)、コールリッジの子ハートリー・コールリッジ(Hartley Coleridge)、ジョン・ウィルソン(John Wilson)、それにトマス・ド・クインシーといった詩人・著作家たちも関連づけられる。 参考文献[編集] De Quincey,

  • ロバート・サウジー - Wikipedia

    ロバート・サウジー(Robert Southey, 1774年8月12日 – 1843年3月21日)は、イギリスの、ロマン派詩人。いわゆる「湖水詩人(湖畔詩人)」の1人。桂冠詩人でもあった。 同時代人で友人でもあるウィリアム・ワーズワース、サミュエル・テイラー・コールリッジのせいでその名声は薄れてしまいがちだが、サウジーはたくさんの書簡を書き、文学史家、歴史家、伝記作家であった。サウジーが書いた伝記には、ジョン・バニヤン、ジョン・ウェスレー、ウィリアム・クーパー(en:William Cowper)、オリバー・クロムウェル、ホレーショ・ネルソンのものがある。ホレーショ・ネルソンの伝記(『ネルソン提督伝』)は1813年に出版されて以降、滅多に絶版になったことがなく、1926年のイギリス映画『Nelson』の原作にもなった[1]。さらにサウジーはポルトガル語・スペイン語学者として知られ、多くの

    ロバート・サウジー - Wikipedia
    inmymemory
    inmymemory 2022/05/08
    湖水地方ケズィック