年末から、黙々と働いていて、今に至りますが、解放感に浸されるには、もうちょっと時間がかかりそうです。 今やっているのは、講談社の「書き下ろし100冊」シリーズのための500枚くらいの小説と、新書の『本の読み方』シリーズの第2弾350枚ほどです。 新書の方は再校が出たので、完成までもう一歩です。3月刊行予定で、タイトルは、『小説の読み方』になりそうです。 前作は、おかげさまで、たくさんの人に読んでもらえたのですが、「スロー・リーディング」を推奨するなら、題材を小説に特化しても良かったんじゃないかという意見が結構ありまして、今回は、前作の続きというよりも、改めて、ベーシックなところから小説の読み方について考えてみようということになりました。 小難しい小説論ではなく、あくまで、読み方、考え方の話です。 こういうあたりを気にしながら読むと、内容の理解が深まるんじゃないか、また、読み終わったあとで、