さくらのVPS への作業メモ 7。今回は Redmine のインストールをおこなう。 ただし前回で入れた Ruby 1.9.1 だとデータベースに初期設定をおこなうところでエラーになるという致命的な問題が起きるので、1.9.1 を消して Ruby Enterprise Edition を入れ直す。実にひどい問題だと思うのだが、直る見込みはなさそうなので受け容れることにする。 もくじ ソースからコンパイルした Ruby のアンインストール Ruby Enterprise Edition をインストール Passenger と Apache の設定 Redmine 用データベースとユーザー作成 Redmine のインストール Redmine 用データベースの初期化 Redmine を動かす エラーを解決して admin のパスワードを変える ソースからコンパイルした Ruby のアンインストー
注意 Redmine を利用する場合、この記事でインストールする Ruby 1.9.1 では正しく動作しないようです。よって次の記事では、この記事でインストールした Ruby をアンインストールして Ruby Enterprise Edition を使用しています。Redmine 目的で Ruby を入れる場合はご注意ください。 もくじ Ruby のコンパイルとインストール Passenger Apache の設定 Ruby のコンパイルとインストール さくらのVPS を借りるきっかけとなった Redmine を動かすためには、Ruby 1.8.7 以上が必要となる。 Ruby も Apache や MySQL と同様に yum でインストールできるのだが、残念ながらバージョンが 1.8.5 である。となると、残る方法は最新版ソースを自前でコンパイルするか、Ruby Enterprise
初期設定 よく Apache の初期設定として、稼働専用のユーザーを作成する手順が紹介されているが、yum でインストールした場合は自動的に apache というユーザーが作成されていた。 ユーザーについては以下のコマンドで確認できる。 $ cat /etc/passwd | grep apache apache:x:48:48:Apache:/var/www:/sbin/nologin シェルに /sbin/nologin ( 存在しないもの ) が指定され、ログイン不可。つまり稼働専用となっているので、これをそのまま使用する。 次は Apache の設定ファイルとなる httpd.conf を編集してゆく。インストール直後で 992 行もあるので、vi に不慣れならユーザーホームにコピーして、WinSCP で編集してから書き戻すのもよいだろう。 今回は vi でサーバー上のものを編集す
さくらVPS設定まとめ の子エントリになります。 目次 Apache MySQL WordPress - Apache ユーザ・SSH・ファイアウォールの最低限の設定を終えれば、次はWebサイト等を公開したいのでApacheを設定します。インストール作業と、セキュリティで不安な部分を除去する設定を行った後、Apache起動を起動します。 % yum install httpd -y # yumからhttpd(apache) インストール % yum info httpd # インストールしたhttpdの情報を確認 % vi /etc/httpd/conf/httpd.conf # httpdの設定を編集 ServerTokens Prod # サーバー応答ヘッダの内容を制限 ServerName hostname.sakura.ne.jp:80 # サーバー名をとりあえず設定 # Inde
さくらVPS設定まとめ の子エントリになります。 目次 Git Ruby Gem Rails - RubyやRailsをバリバリ動かしたいので、それ関係のものを入れていきますよ。 Git バージョン管理には基本的にGitを使っています。バージョン管理に使わない場合でも、ライブラリ等がGitで公開されていることは多いので入れておくに越したことはありません。yum標準のレポジトリにgitが含まれていないようなので、仕方無くレポジトリを追加します。私自身yumを使い始めてまだ間もないので、デフォルトの状態での理解が深まる前に追加でレポジトリを入れてしまうのはあまり好ましくないのですが、ソースから入れるのも同じくらい怖いのでレポジトリを追加します。 # `uname -i`でx86_64が出力されます $ rpm -ivh http://repo.webtatic.com/yum/centos/5
Community discussion forum - post a message here if you’re experiencing problems. Support on this forum is provided by the community on a best-effort basis, so a (timely) response is not guaranteed. Issue tracker - report bugs here. Email support@phusion.nl if you are a Phusion Passenger Enterprise customer. Please mention your order reference. If you are not an Enterprise customer, we kindly redi
yubitterという携帯向けTwitterクライアントサービスで、ユーザーのアイコンを携帯電話向けに変換している(※1)、いわゆる画像変換サーバーのhttpd部分をApacheからnginxへ変更しました。 処理は単純に以下の流れです。 クライアントからアイコン画像のリクエストが来る 既にハードディスクにキャッシュファイルがある場合は、それをそのまま返す ファイルがない場合は、PHPプログラムがアイコン画像がアップロードされているTwitterのサーバー(現在はAmazon S3/CloudFront)へ取りに行く PHPプログラムが取得した画像データをGDライブラリを利用して加工、ハードディスクに保存、レスポンスを返す 変換するにあたり、以下の2パターンを検討しました。 リプレイス案1は、Apacheのレイヤーを一つ下げてAPサーバーに専念してもらう案で、2案は、Apache+mod_
サキとは彼女の自宅近く、湘南台駅前のスーパーマーケットで待ち合わせをした。彼女は自転車で後から追いつくと言い、僕は大きなコインパーキングへ車を停めた。煙草を一本吸ってからスーパーマーケットへ向かうと、ひっきりなしに主婦的な女性かおばあちゃんが入り口を出たり入ったりしていた。時刻は午後5時になる。時計から目を上げると、待たせちゃったわねと大して悪びれてない様子でサキが手ぶらでやってきた。 お礼に料理を作るとはいえ、サキの家には食材が十分足りていないらしく、こうしてスーパーマーケットに寄ることになった。サキは野菜コーナーから精肉コーナーまで、まるで優秀なカーナビに導かれるように無駄なく点検していった。欲しい食材があると、2秒間程度それらを凝視し、一度手に取ったじゃがいもやら豚肉やらを迷うことなく僕が持っているカゴに放り込んだ。最後にアルコール飲料が冷やされている棚の前へ行くと、私が飲むからとチ
Apache 2.2.0 がついにリリースされまして、かねてから期待されていた mod_proxy_balancer が安定版で使えるようになりました。mod_proxy_balancer はその名のとおり Apache でロードバランスするための proxy モジュールです。詳しい解説は yappo さんがしてくれてるのでそちらを。 実は mod_proxy_balancer 使ってみるかーと思って Apache 2.2.0 をインストールしようとしたらいきなり躓きました。APR 1.2.0 が入ってないから駄目だよ! と configure に叱られまして、でも APR 1.2.0 って Apache 2.2.0 インストールしないと入らなくね? みたいな矛盾が発生しました。なので、まず最初に srclib にある APR をコンパイル & インストールして、その後 Apache2 の
Apache 2.2.0 のロードバランス機能(mod_proxy_balancer)を使いこなす Apache 2.2がでました。 mod_dbdとか、mod_proxy_balancerとか気になる新機能てんこ盛りです。 ひげぽんさんの所に 誰か入れてみた人いますか? と有ったのでmod_proxy_balancerを試してみました。 超簡単でした mod_proxyとmod_proxy_balancerを参考にしました。 既に日本語ドキュメント完備! 以下から駆け足で、またセキュリティ的によろしくない設定例が多々あります。 とりあえずこんな設定を仕込んでみました ProxyPass /lb balancer://TEST stickysession=sesid <Proxy balancer://TEST> #1 BalancerMember http://i.yappo.jp lo
RFC2518(HTTP Extensions for Distributed Authoring -- WEBDAV)で示されているプロトコル.DAVは,Distributed Authoring and Versioningの略.クライアントはWindows 2000, XPのWebフォルダを使うと簡単.サーバについてはIIS5以降,Apahce1.3 + mod_dav, Apache2(mod_dav同梱)などをはじめとしていろいろある。 なお、RFC2518で規定されていない Versioning に関する部分は、RFC3253(Versioning Extensions to WebDAV)にて規定されている。 フォルダ名やファイル名に日本語を使おうとするためには,クライアント側とサーバ側のそれぞれが文字コードを正しく扱えるようにする必要がある。 例えばApacheの場合は m
会社サーバー絡みで最近行った設定に関するメモです。 サーバー全体の動作が重くなるのをどうにかする さくらの VPS を利用するようになってから、サーバー全体の動作が重いのが気になっていました。結論から言うと、 Apache がメモリーを食いつぶし、スワップを引き起こしまくっていたからでした。 Trac のページやこのブログ、会社のトップページでさえ、表示するのにやたらと時間がかかるので、 ssh で接続して状況を見ようとすると、その ssh での応答も非常に時間がかかるという状態。まさかこれが単体の専用サーバーと VPS の差だとは到底思えなかったので、 ps -AF するなり top するなりして軽く状況を見てみると、メモリーどころかスワップ領域もほぼフル回転で httpd が食いつぶしていた。こりゃああかんと言うことで、ネットで調べつつ設定を修正…。 起動するプロセスの数を減らす とり
こんにちは nakamura です。最近トルシエさんテレビ出すぎじゃありません?ウィイレヤロウヨ。オフサイドダヨ! さてさて今回は意外と知られてないけど、サイトをインターネットに公開する際には知っておいた方が良い Apache の設定をいくつかご紹介します(一部 PHP の設定もありますが)。この設定をしていないからといって即危険にさらされるという訳でもありませんが、リスクの芽は摘んでおくに越した事はありませんよね。 無駄な HTTP ヘッダを返さない ディストリビューションにより異なるかもしれませんが、CentOS デフォルトの設定の場合 Apache が返してくる HTTP ヘッダは以下のようなものです。 HTTP/1.1 200 OK Date: Mon, 05 Jul 2010 01:01:14 GMT Server: Apache/2.2.3 (CentOS) X-Powered
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