iOS 10では、重要な「スマートフォンの生活機能」としてApple Payが位置づけられている。今回は、Apple Payの現状と新機能、展望について見ていこう。iOS 10でもApple Payは、クーポンやチケットなどを格納するアプリ「Wallet」の1つの機能という位置づけだ。 Apple Payの現状 Apple Payはこれまで、NFCチップによって取得したトークンを使った店頭での非接触決済に加え、Apple Payの支払いを実装したアプリ内の決済に活用されてきた。 小売店やオンラインショップからは手数料を取らず、決済を行う銀行が、決済ごとの手数料をAppleへ支払う形で成立している。そのため、導入する店舗にとっては、NFCに対応するカードリーダの導入、あるいはアプリでのApple Pay決済のサポートのみで対応可能だ。 Apple Payでの支払いに使われるトークンは、不正利
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