MSF、アデン湾を渡る数千人のソマリア人・エチオピア人難民の暴力的な航海の状況を告発 ―報告書「選択の余地なし」の発表に際し、紛争や飢餓から逃れてイエメンに到着する難民・移民に対するさらなる支援を要求― 【国境なき医師団】 毎年数千人にのぼるソマリア人とエチオピア人が、紛争や極度の貧困から逃れるために命がけでアデン湾を渡りイエメンに入国している。航海は危険と背中合わせであり、密航業者から暴力を振るわれ、イエメンに到着しても援助はほとんど受けられない。国境なき医師団(MSF)は、本日発表した報告書「選択の余地なし」において過酷な航海の状況を公表し、祖国を脱出した数千人の難民・移民・亡命希望者に対してさらなる支援を行うよう要求する。 ソマリアにおける戦闘の激化と、「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ大陸東部を直撃している干ばつが原因で、新たにイエメンへと入国する人は増え続けている。国連による
精神分析家でもありませんし、人の内面を探るのはあんまり好きじゃないので、「彼」についての素人分析はやめておきます。そこには歴史の積み重ねがあったとしかいえない。 気になったのはこちらの話。 「加藤の乱」を平成の血盟団事件にしないために 「加藤の乱」という呼び方はどうかと思うのだけれど、この事件が結果的に「剣」の役割を果たしたのは否定しようがないでしょう。 mkusunokさんは良心的に「それでもペンが強い」ことを主張なさっていますが、ペンと剣の関係は単純にどっちが強い、というものではないし、どっちも必要、という以上に複雑です。 思いつくままに、ペンと剣の関係について4つばかり挙げてみましょう。 1.ペンと剣が直接戦えば、剣が勝つ 2.お互いが同等の剣を持っている時、ペンに優れたものが勝つ 3.剣同士の戦いはゼロサムかマイナスサムだが、ペン同士の戦いはプラスサムになりうる 4.したがって剣で
ピエリシンは昆虫関係の学会であまり発表されてこなかったせいか、昆虫研究者における認知度がいまひとつな感じがする。がん細胞を低濃度で殺すといっても、たぶんアガリクスダケとかメシマコブとかそういうのとごっちゃにされてしまっているのだろう。 発見の経緯等に関してはリンク先を参照していただくとして、このタンパク質が基礎科学的に面白いのはこれがDNAをモノADPリボシル化するというそれまで知られていなかった活性を持つ点にある。限られたシロチョウだけが何故、そんなものを持っているのか、その由来も意義も多くが謎に包まれている。 さて、ピエリシンを知っている人も、CARP-1というのはご存知ないかもしれない。このタンパク質は広島ファンの一部では良く知られているものの、ピエリシン1,2に次いで発見されたDNAをモノADPリボシル化するタンパク質である。 Nakano T, Matsushima-Hib
有名なドーキンスの代表作です. 僕が初めてこの本に触れたのは高校生の時でしょうか.それまで真面目に進化というものを考えたことはなかったので,なかなか目から鱗が落ちるような本でした. この本の内容をあえて一言で言うと, 「淘汰の単位は遺伝子である」 ということに尽きます.それ以上でもそれ以下でもありません.集団でも個体でもなく遺伝子(または協調的な遺伝子のユニット)に淘汰はかかるのだということが色々な例をあげて丁寧に説明されていきます.これは現在主流のの集団遺伝学の考え方に一番近いものであると思うし,僕も大いに賛成します. ただ,一つ問題なのは,そしてしばしば誤解されるのは「協調的な遺伝子のユニット」という言葉の解釈についてです.遺伝子淘汰説に対するよくある反論は,「一つの遺伝子が表現型を決めることはない」,という説明です.これはある意味では正しいでしょう.たしかに,遺伝学的な研究で発見され
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