ブックマーク / sivad.hatenablog.com (19)

  • 「黒い雨」被曝者に関する内部資料、通称『オークリッジ・レポート』勝手訳その1 - 赤の女王とお茶を

    先日、NHKスペシャル「黒い雨 〜活(い)かされなかった被爆者調査〜」で、これまで明らかにされてこなかった被爆者調査があることが報道され、かなりの話題になりました。 発端は、長崎県保険医協会が厚生労働大臣あてに『「オークリッジレポート原爆黒い雨データに関する速やかな分析と情報公開を求める」要請書』を提出したこと。 原爆によるフォールアウト、いわゆる「黒い雨」の影響に関しては、被害者の証言はあるものの、公式の資料は存在しないというのがこれまでの定説だったようです*1。 ところがとあるところから、ABCC(原爆傷害調査委員会)およびオークリッジ国立研究所の内部資料、通称『オークリッジ・レポート』が発見され、学術論文ではないものの、「黒い雨」被害に関する情報が存在することが明らかになりました。 リンク先PDF英語原文を見ることができます。 http://www.survivalring.org

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  • 児玉演説があきらかにした「100mSv以下は大丈夫」の欺瞞 - 赤の女王とお茶を

    特にインターネット上で、東大アイソトープ総合センター長、児玉龍彦氏の参考人演説が大きな話題となっています。 動画や http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M ノートテーク http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/8f7f0d5f9d925ebfe7c57aa544efd862 をご覧いただければその理由はすぐにお分かりのことでしょうが、ここで簡単に整理してみたいと思います。 科学者による被曝リスクに関するコメントは311以来多く発信されてきましたが、児玉演説においては、 1.内部被曝そのものを専門とする科学者による 2.低線量被曝リスクの重大性告発 として、大きな意義があるものと考えられます。 なぜか。 100mSv以下の低線量被曝のリスクをどう扱うかによって、除染や避難など、対策のスタンスが大きく変わってくる

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  • 学会声明をもう一度、考えなおそう - 赤の女王とお茶を

    その時別に四人連れの登山者が登山道を上りかけていたが、爆発しても平気でのぼって行ったそうである。「なになんでもないですよ、大丈夫ですよ」と学生がさも請け合ったように言ったのに対して、駅員は急におごそかな表情をして、静かに首を左右にふりながら「いや、そうでないです、そうでないです。――いやどうもありがとう」と言いながら何か書き留めていた手帳をかくしに収めた。 寺田寅彦「小爆発二件」 (http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2507_13840.html) の一節です。この直後、有名なあのアフォリズム、「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」が登場します。 この登山者たちはどうなったのでしょうか? 文中からははっきりとはわかりません。 原発事故の直後、「正当にこわがることは難しい」と

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  • 科学技術立国と研究費のこれから。 - 赤の女王とお茶を

    まず大前提として、現在の研究プロジェクトになにかしら問題があったとして、その責任は第一にプロジェクトの統括者にあるべきもので、その下で働くために集められたポスドクや院生がもっとも大きなダメージを負う、というのはおかしな話です。 プロジェクトの責任者は研究費が凍結されたとしても職を失うことはほとんどないでしょうが、ポスドクや院生は生活費を失うことになります。 そもそも長期的視点で科学をやる、というのであれば、5年以内の短期プロジェクトに学生や若手の生活が依存している、という状況そのものがおかしいと考えねばならない。 なぜこういうことになっているのか、「科学技術立国」という錦の御旗と共に少し考えてみたいと思います。 まず、一口に研究費といっても、日では大きく二つの系統があります。 1.校費または運営費交付金 2.競争的資金 です。 簡単に説明すると、「1.校費または運営費交付金」というのは大

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  • 博士ネットワーク・ミーティング@つくば第二回、参加募集!! - 赤の女王とお茶を

    遅れましたが、以下の要項でミーティング@つくば第二回を開催いたします! 今回はポスドクからSF小説の新鋭へ・円城塔さん、学術情報をネットから改革する・岡真さんをゲストでお迎えしてのディスカッションを企画しました。 「新時代、発信する科学者」ということで、特に科学者、研究者、知的生産者が世の中に向けてなにをどうやって発信するか、という点に軸足をおいて、議論を楽しみましょう! 博士ネットワーク・ミーティング@つくば 2009年11月14日 14:00〜18:00 つくば国際会議場小会議室401http://www.epochal.or.jp/ 参加費:無料 参加資格:大学院修了者等、知的生産に関心の深い方。基実名での自己紹介が必要です。 募集期限:平成21年11月9日(月) ※定員に達し次第、受付終了。 「新時代、発信する科学者」 円城塔 x 岡真 x 榎木英介 司会・赤野芝人 ブダペス

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  • 学生やポスドクを政局の犠牲にしないよう民主党にロビイングしよう - 赤の女王とお茶を

    政権交代にともなって、自公政権が予定していたさまざまな政策プロジェクトが凍結されたり、変更されたりするようです。 まあ政治は資源分配なのですから、どこかが得をすればどこかが損をする、ということはある程度避けられません。 科学研究ももちろん例外ではないわけで、特に最近ぶち上げられた内閣府主導の総額2,700億円「世界最先端研究支援プログラム」などはその最たるものでしょう。 私個人としては、大型プロジェクトは出口とそこに至る道筋をしっかり検討して欲しいと思っていますので、正直大丈夫かなと感じていましたし、研究業界にもいろいろと異論は聞かれていました。 欧米を見るまでもなく、科学研究もいまや政治的な流れの中にあるものですから、政局から完全に守られるとは思いません。 しかし、議員の皆さんはあまりご存じないと思いますが、科学プロジェクトの下には、それを支える多くの若い大学院生やポスドクたちの生活と人

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  • 民主党の科学政策が非常にショボイ件 - 赤の女王とお茶を

    こちらで指摘されてることなんですが、確かにウェブで見る民主党の科学政策は掲げる理想はいいとしても、ちょっと具体性に乏しすぎるといえるでしょう。作成が2002年になってるし*1。 この辺が科学技術政策の政治的優先順位の低さを如実に表しているんでしょうね。 ただ政党として観るならば、民主にしろ自民にしろ、議員レベルで科学技術研究の現場や政策に精通してる人ってのはほとんどいない。 自民なら尾身幸次氏や加藤紘一氏、民主なら鈴木寛氏あたりですかね。少なくとも長期的にコミットしてるのは。 自民党は文部科学省や経済産業省と共に、平成7年に施行された「科学技術法」に基づいてこの10年大学院拡充やポスドク1万人計画、大学法人化などいろいろとやってきたわけですが、その方針も現在いろいろとガタがきて、当の文科省すら博士定員の削減をいい始める状態です。 仮に民主党に好意的に見るとすれば、霞ヶ関という世界最大の

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  • 科学技術基本計画/補完計画はじめました - 赤の女王とお茶を

    昨日、政策研究大学院大学において ■ 学会共同ワークショップ 「国の科学技術・イノベーション戦略と学協会の役割〜日型研究・政策コミュニティの形成に向けて」 https://www.iftech.or.jp/sym0317/ なる催しが開かれ、博士ネットワークのメンバーが国の科学政策に関する意見を発表いたしました。こちらに紹介記事がありますね。 もちろん一部の人間による意見ではありますが、日の科学業界ではボトムアップで意見が提出されることはほとんどありませんので、一つの前進ではあると思います。 で、せっかくなので、ミーティング参加者の皆さんやサイコムの方々からいただいたご意見を、文部科学省の「科学技術計画」を補完する形でネットに上げてみることにしました。 こちらです。 科学技術計画/補完計画ブログ ブログ形式をとっておりますので、コメント、TBなど自由によろしくお願いします。これ

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  • 博士ネットワーク・ミーティング@京都、終了しました! - 赤の女王とお茶を

    いやー皆様、お疲れ様でした。 予定を超える40名の参加者を古都でお迎えしたミーティング。 私が不慣れな点も多く、スタッフやお手伝い頂いた院生、そして参加者の皆様方に支えられてなんとか形にすることができました。 皆さんのご専門を一部ざっと書いてみるだけでも、 分子生物学は勿論、 バイオインフォマティクス 素粒子物理学 情報科学 火山物理学 生態環境 文化人類学 科学技術社会学 科学教育 行政学 業務効率化 理論創薬 化学工学 神経科学 古書店経営 ジャーナリスト etc, etc... とまあ、雑ここに極まれりといった風情。 会でも話したように、日語の「科学」の由来は「分科の学」。サイエンスは日に入ってきた時点で、百鬼丸の五体の如くバラバラに細分化されていたわけです。 それを一つ一つつなぎ止め、全体を取り戻す。ホーリズムってことじゃあありませんよ。 科学というのは根源的に還元主義で、

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  • 博士ネットワーク・ミーティング@京都、開催します! - 赤の女王とお茶を

    2007年の第71回総合科学技術会議ではポスドク年限を制限する方針が提案され、また全国の理系大学院博士課程では学生の減少が一層加速しています。 はっきり言って今の日、博士もポスドクも科学も研究も待ったなしの状況になっています。 私もあれやこれや書いている以上できる限りのことはしていきたいと思っていまして、今回NPO法人サイコム様協力の下、NPO法人KGCの柴田代表そして株式会社フューチャーラボラトリの橋社長をお招きし、博士・ポスドク・大学院生・テクノロジスト、その他科学や研究や知識労働に携わる皆様のネットワーキングの機会を京都で設けようということになりました。 こちらでご紹介されているドラッカーの指摘のように、知識労働による生産においては専門家のネットワークがなによりも重要です。 個人のライフハックも大事ですが、一つの専門から社会に生み出せる価値は限られてきます。 特にライフサイエンス

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  • ドラッカーはネオリベでもサヨクでもないですよ - 赤の女王とお茶を

    ドラッカーをあまりにあがめ奉るのもどうかと思うのですが、私も一ファンとしてそれなりに読んできたし、いくつかのエントリで言及もしてますんで書いときます。 まず、私なりのドラッカー理解をまとめておきます。 ・ドラッカーのいうところの「経営=マネジメント」とは、人を手段ではなく目的と置いた上で、社会や組織をどう組み立て、動かしていくか、という方法論である。 ・また氏の言うところの「自らの責任」とは、日流の自己責任論ではなく、人を目的とした時に社会や組織の中で自分がどういう役割を担うべきか自ら任じて動くべし、ということであって、むしろ「自己使命論」というべきものである。氏自身も強みを活かして稼いでいた証券の仕事をやめ、自らの使命と信じる文筆業に身を投じた。 ・いわゆるネオリベやリバタリと異なる点は、社会や組織、共同体の機能を重視することにある。ドラッカーは人の幸福にはそれらが不可欠だと考える。従

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  • ペンと剣にまつわる4つのルール - 赤の女王とお茶を

    精神分析家でもありませんし、人の内面を探るのはあんまり好きじゃないので、「彼」についての素人分析はやめておきます。そこには歴史の積み重ねがあったとしかいえない。 気になったのはこちらの話。 「加藤の乱」を平成の血盟団事件にしないために 「加藤の乱」という呼び方はどうかと思うのだけれど、この事件が結果的に「剣」の役割を果たしたのは否定しようがないでしょう。 mkusunokさんは良心的に「それでもペンが強い」ことを主張なさっていますが、ペンと剣の関係は単純にどっちが強い、というものではないし、どっちも必要、という以上に複雑です。 思いつくままに、ペンと剣の関係について4つばかり挙げてみましょう。 1.ペンと剣が直接戦えば、剣が勝つ 2.お互いが同等の剣を持っている時、ペンに優れたものが勝つ 3.剣同士の戦いはゼロサムかマイナスサムだが、ペン同士の戦いはプラスサムになりうる 4.したがって剣で

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    invictus
    invictus 2008/06/21
    "4.したがって剣で戦う社会より、ペンで戦う社会の方が豊かになる"群淘汰ぽい。
  • Science For All Americans翻訳プロジェクト終了間近 - 赤の女王とお茶を 2008-04-17

    黒影さんのところで始まったSFAAプロジェクトが大詰めを迎えています。 私自身は3〜4月はなかなか余裕がなくて「第6章 人体」しか手が付けられませんでしたが、ご協力頂いた皆さんの力でわずか2ヶ月という短期間に翻訳が一通り終了しそうです。 いや、素晴らしいですな〜。 しかもid:svnseedsさんの予想通り、なんとこのタイミングで家AAASに日語版が登場!どう見てもプロジェクトの影響です。当に(ry 黒影さん、当にお疲れ様です。ご協力頂いた皆さん、全く皆さんのおかげです。 訳を比べて楽しむもよし、プリントアウトして教材に使うもよし。日SFAAをうまく使えば、日の科学教育に相当大きな一石を投じることが出来るはずです。 それにしてもSFAAを読んだり訳したりで感じたのは、「サイエンス」というもののフトコロの深さ。私が担当した「人体」にしても、進化から分子生物学、文明論や健康な生

    Science For All Americans翻訳プロジェクト終了間近 - 赤の女王とお茶を 2008-04-17
  • 2008年は日本のバイオ産業をなんとかしよう - 赤の女王とお茶を

    ベタではありますが、今年はネズミ年。 日頃マウスにお世話になっている生物屋としては日の生命科学をいっそう盛り上げる契機にしたいところであります。 さて、ポスドク問題、特にバイオ分野に関して、日の産業面での遅れが大きな要因になっているのではないか、という意見があります。 生物学は背景とする企業の数が少ないことが最も大きな原因ではないか 当たり前と言えば当たり前の話ですが、ポスドク問題が最も過酷だと思われる分野の1つ、生物学は、それを吸収する企業の数が多分野の企業数と比べて圧倒的に少ないということが、最も大きな原因ではないかと思いました。 私も日のバイオ産業についてはちょくちょく触れてきましたが、これには全く同感といわざるをえません。 誰が悪者か、という責任論はまず置くとして、日の生命科学とバイオ産業がどういう状況にあるのかここで簡単に説明いたしましょう。 まず、成熟産業になったといわ

    2008年は日本のバイオ産業をなんとかしよう - 赤の女王とお茶を
    invictus
    invictus 2008/01/12
    (追記)重要論文に限定すると割合はかなり低くなりそうな(前にNatureでも統計を見た気が)http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/stfc/stt053j/0508_03_feature_articles/200508_sp/200508_sp.html
  • 2007-10-31 - 赤の女王とお茶を 理系のための実戦職場コミュニケーション術

    ラボ・ダイナミクス―理系人間のためのコミュニケーションスキル 作者: カール・M.コーエン,スザンヌ・L.コーエン,Carl M. Cohen,Suzanne L. Cohen,浜口道成,三枝小夜子出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル発売日: 2007/05/01メディア: 単行購入: 27人 クリック: 631回この商品を含むブログ (10件) を見る このは、組織やチームのなかで生き残り、成功するためのコツを知りたいと思っている科学・技術分野の研究者や技術専門職のためのである。 〜「はしがき」より これは面白かった。 スーツとギークの対立、というお馴染みの構図があるように、やはり欧米でも「理系人間のコミュニケーション」というのは問題視されているようです。 しかしそこは何でもメソッド化してしまう形式知文化圏。理系文系問題に喘ぐ日を尻目にさっさと一冊にまとめて

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  • ”キモさ”の政治学 - 赤の女王とお茶を

    文字通りの印象論。 北村弁護士の演説のこと やっぱりこういうアジは小泉さんが図抜けていて、余人が真似すると小さく見えてしまいますね。麻生さんですら小物に見えてしまうのだから、小泉さんの扇動力は53万を軽く超えているに違いありません。 で、確かに扇動手法の基は万国共通なんですが、つらつら見てきた感じ、日には他国にない独特の傾向があるように思います。 それは キモい方が負ける といういたってシンプルなもの。 逆に言えば、キモくない方が勝つ。 そのあたりはさすが小泉さんで、通常の扇動手法に加えてキチンとこの「キモ史観」をも押さえていました。なんせ小泉さんが設定した「抵抗勢力」のキモいことキモいこと。 こうなるともう勝って当たり前、テロリストに対するセガールの如し。 その点、安倍さんはぬかっていました。あろうことか、自らの内閣の中に「キモさ」を発生させてしまった。「美しい国」に始まり、教育再生

    ”キモさ”の政治学 - 赤の女王とお茶を
    invictus
    invictus 2007/09/26
    「麻生さんが今ひとつ押し切れないのは」というかこの論法だと「麻生さん(かその仲間たち)がキモかったから」という結論になるはずでは。
  • Cellはじまったな - 赤の女王とお茶を

    ついに唯一神荒木がCellの表紙を飾る日がやってまいりました! 人気漫画、米科学誌表紙に 荒木さんの作品のファンだった瀬藤准教授は、つてをたどって論文内容のイメージ化を依頼。荒木さんはこれを受け、作中で「スタンド」と呼ばれる超能力を擬人化したキャラクターにスクラッパーをなぞらえ、標的となるたんぱく質を破壊する様子を描いた。 そこにシビれるあこが(ry そうです。サイエンスってのはクールでなきゃいけません。いつまでも「学研の科学」的表現に甘んじている必要は無い! 次は士郎正宗か弐瓶勉か・・? 士郎さんだと否応無くエロになりそうですが。 ちなみにデザインはワールド+クレイジーD+チャリオッツな感じですね。SBRではレトロ志向なデザインになっているので、こういうスタンド表現は久しぶり。 追記 Cellサイトが落ちてるようですが、これはやはり・・。

    Cellはじまったな - 赤の女王とお茶を
    invictus
    invictus 2007/09/07
    すごい
  • 赤の女王とお茶を - 芸術は再び非営利化する

    「世の中は厳しい」なんて大嘘 essa節いいっすね〜。 大枠で反対するわけではないけれど、essaさん自身も書いているようにこれからは「兼業芸術家」の割合がより増え、「専業芸術家」は減っていくことになるでしょう。 つまり「いっそう芸術(だけ)ではえなくなる」ことを意味しているわけで、これを「厳しい」とみるか「甘い」とみるかはのび太のおじいちゃんのように微妙なところです。 今日日音楽にしろ映像にしろ、結構なレベルの作品をネット上でタダで楽しめてしまいます。ということは、そこそこの作品ではネットで稼ぐことはできないということ。これもessaさん自身が「誰もが最高級品を使える経済」で書いていることですが、無限配布可能なソフトウェアにおいては「ロングテール」どころか「テールレス」な状態が生じるんですね。 じゃあ多様な高級品を売ればいいかというと、そもそもそこまで高度な作品を求めている人は多くない

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    invictus
    invictus 2007/08/23
    実用性の無い科学研究についても、同じよなことを言えるからなぁ…
  • 赤の女王とお茶を - 5分でわかるドーキンスvsグールド

    ドーキンス VS グールド (ちくま学芸文庫) 作者: キム・ステルレルニー,狩野秀之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/10/07メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 45回この商品を含むブログ (70件) を見る久しぶりに再読。やはり面白いです。 せっかくなんで生物学界の二大プレゼンテーター、リチャード・ドーキンスと故スティーブン・J・グールドの生物進化観と、その論争について簡単にまとめてみましょう。 「利己的遺伝子」のドーキンス。 「断続平衡説」のグールド。 なんといっても二人を特徴付けるのはこれらの斬新なキャッチフレーズでしょう。 しかし同時に多くの誤解を生んだのもこの言葉たち。まずこの2つのフレーズについて、よくある誤解と正しい理解をチェックしておきましょう。 ・利己的遺伝子 あまりにも有名なこのフレーズ。「ミーム」と並んで、ドーキンスのコピーライターとしての才能

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    invictus
    invictus 2007/08/10
    まとめ本のまとめ。「祖先の物語」 は絶品ですが、邦訳はちょい高杉です。
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