記事一覧 清水選手「休養扱い」 理不尽な対応 納得できぬ (2011年12月9日午前6時42分) 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者、清水智信選手=福井市出身、金子ジム=が「休養王者扱い」となっている。 目のけがで療養していた清水選手にとってはまさに寝耳に水。WBAは暫定王者と亀田大毅選手のタイトル戦を正規王座戦と認定し、7日に試合が行われた。試合からわずか2カ月余りで清水選手を「休養扱い」としたWBAの一連の対応は理不尽であり、不信感を抱かざるを得ない。 清水選手は8月末の世界タイトル戦で王座に就いた。世界チャンピオン誕生は本県初の快挙。そしてボクシングに打ち込み夢を手にした清水選手に対し、県民やファンから称賛の声が上がったのは言うまでもない。タイトル戦での激しい打ち合いで、清水選手は右目にけがを負った。いわば公傷。しかしWBAは11月、休養王者扱いにするとし、暫定王者