2021年04月09日10:00 カテゴリ中国関連国際 中国を取り巻く人権問題と北京五輪ボイコット圧力 バイデン政権が北京五輪対応について同盟国との対話を開始したいという意思表明をしました。国務省のプライス報道官が同盟国とのボイコットを含む議論を求める発言をしたのです。但し、この発言は国務省内部で十分に足並みがそろった形ではなく、とりあえず、小さめの花火を打ち上げてみた、という感じだろうと思います。当のプライス報道官も「まだ4月なので時間がある。取り組みについての時間的枠組みを決めたわけでもない」とも発言しています。 但し、バイデン政権が人権問題に対して厳しい姿勢を見せることはバイデン氏の政治的立ち位置からも、あるいは世論を味方につけやすい点からも一歩も後に引かないであろうことは容易に推測できます。また、ファイブアイズの中でもカナダやオーストラリアは個別に中国との関係が傷んでいることもあり
2020年11月01日10:00 カテゴリ韓国関係国際 今更なぜ朝鮮戦争の議論で盛り上がるのか? 今更ながら海の向こうで朝鮮戦争をめぐり熱い議論が展開されています。日本ではあまり話題になっていません。色々調べてみるとことの発端は習近平国家主席の10月23日の発言だったようです。 「『(習氏が)抗米援朝戦争は帝国主義の侵略に対抗する偉大な勝利だった』としながら、中国の韓国戦争(朝鮮戦争)参戦が米国の挑発のためだったとでも言わんばかりに歴史的事実をわい曲した」(中央日報)と報じています。これを受けて駐韓米国大使も10月30日に「1950年、韓国と米国、国連派兵国はともに北朝鮮の南侵に対抗して戦った」と反論。それに対して北朝鮮メディア「わが民族同士」は「朝鮮戦争が米帝と李承晩徒輩らが挑発した侵略戦争ということは決して否認できない厳然たる歴史の真実」「南朝鮮の気に障る『南侵』主張は歴史に対する無知
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