いわゆる自分の経歴については、このブログでも「パラダイス鎖国」の本でも、それ自体を目的としてはほとんど書いていない。本では、私が過去に観察してきた風景を書いているけれど、私自身のことは意識的に避けた。「そんなもん、読むほうもつまんないだろう」というのと、「自分をさらけ出すのがちょっと怖くて逃げていた」のと、両方の理由がある。 まーでも、日本では学年の区切りでもあり、新しく社会に出る方などもおられる中、少々の参考になるかもしれないので、自分の経歴やキャリアについていささか言い訳をしてみることにした。 八重洲ブックセンターでの対談の中で、「エンジニアになっておけばよかった」と言った件をまず、補足しておこう。対談の中では、「女でエンジニアというのはまずかろう」という思いがあって避けた、ということを話した。それで一橋大学に行ったのでは、結局思いっきり「まずい」のだけれど、まーなんか、自分の中ではそ
一昨日のエントリーでちょっと書いたHuluが大迫さんのブログで詳しく紹介されています。 中でもすごいと思ったのは、動画コンテンツを他のサイトで埋め込み表示するときに、開始点と終了点を指定して埋め込みができるところです。たとえば、ブログや掲示板で「昨日のHey!Hey!Hey!のかしゆか萌え~」(あくまでも例)と書くときに、まさにその「萌え~」の瞬間の動画映像をそこに貼り付けることができるわけですね。これってすごいエクスペリエンスではないでしょうか?これこそが放送とネットの融合のあるべき姿の一例だと思います。 ちなみに、この機能はニコ動よりもちょっと前から中国で動画コメント付けサイトを展開していたMojiti社をHuluが買収したことで実現できたようです。ゆえに、ニコ動式の動画コメント付けがHulu上で実現されることも充分考えられるでしょう。(なお、Mojitiの元々のサイトは既に閉鎖されて
総務省や情報通信研究機構(NICT)などの主催による第4世代移動通信システム「IMT-Advanced」に関する国際会議「ICB3G-2008」(International Conference on Beyond 3G Mobile Communications 2008)が,2008年3月27日~28日にかけて東京都内で開催中だ。日中韓および欧米各国の専門家が多数参加し,政策や国際標準化などについて活発な意見交換がされている。 IMT-Advancedとは,現在の第3世代移動通信システム「IMT-2000」の次の世代である第4世代通信システム(4G)のこと。固定のブロードバンド並みである最大1Gビット/秒の超高速通信を目指す点が特徴だ。第3世代移動通信システムの延長上のシステムである「LTE」(long term evolution)の一歩先の技術と言える(関連記事)。 IMT-Adv
2008年03月31日00:15 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 「希望は、戦争」?こちらをどうぞ! - 書評 - ルポ 貧困大国アメリカ たとえば「ワーキングプア」を読んで、日本が格差社会であると思っている方は、本書を読んでその認識を新たにせざるを得ないだろう。 ルポ 貧困大国アメリカ 堤未果 ソーシャルブックマークをお使いの方は、[これはひどい][これはすごい]タグのご準備を。 本書「ルポ 貧困大国アメリカ」は、超大国アメリカが、貧困の面でも超大国であることを克明に伝えた一冊。私はかの地に住んでいたこともあり、そこに行く回数も少なくないのである程度知っているつもりであったが、それが「つもり」でしかなかったことを改めて認識させられた。 目次 - 岩波新書 ルポ 貧困大国アメリカより プロローグ 第1章 貧困が生み出す肥満国民 新自由主義登場によって失われたアメリカの中流家庭
2008年03月30日00:15 カテゴリダイヤモンド 学力大不安 - 週刊ダイヤモンド2008.04.05 第8回目の今回は、今までで最もつっこみどころの多い号だった。 セルフつっこみも含めて。 単刊購入リンクも一応。いいかげんアフィリエイト化してほしいなあ。「アフィリエイトプログラム - 雑誌のFujisan.co.jp」はあくまでも定期購読のアフィリエイトで、単刊じゃないしねえ。 学力大不安 で、今回の特集。本文はとにかく、煽り方に執筆者の学力の不安を感ぜずにはいられなかった。 st: op: CE/C 7 8 9 ÷ 4 5 6 × 1 2 3 − 0 . = + まず、表紙にも出てくる加減と乗除のどちらを先にやるか(演算子の優先順位)問題。たとえば3+2×4=20とすることも学力低下の状況証拠として挙げられいるのだけど、これに対しては本blogもかつてつっこんでいる。 404 B
NTTが構築した次世代ネットワーク(以下、NGN)の商用サービス「フレッツ 光ネクスト」が3月31日朝から申込み受付を開始する。NGNは従来の電話やインターネットはもちろん、これまでにないサービスが提供できる新規通信網だ。 高品質なネットワークであるため、地デジ再送信、ビデオなどの映像配信、遠隔医療・介護、遠隔教育などが可能になる。例えば、地デジ再送信が実現すると地上デジタル放送には従来の電波による受信に加え、NGNを介して観るという選択肢が出てくる。 NGNによる遠隔医療がより普及すれば、地域や施設による医療の格差を少なくすることもできるだろう。また、従来よりもTV会議を高画質・高音質にして、身近で話しているような臨場感を強めることも可能だ。今まで、夢物語としてしか語られなかったことがらが現実に一歩近づいた。多彩な可能性を持ったまさに次の世代にふさわしいネットワークがNGNなのである
今週は悲惨な事件が次々に起こり、それこそニュースなんてみていても腹が立つか悲しくなるばかりで何の得になりませんでした。 いろんな事情があるにせよ、いろんな怒りや失望があるにせよ、とにかく人を傷つけちゃ駄目だろう…。基本だろう…? と思わずにはおれません。基本に忠実であることは、複雑な世の中だからこそ、なお大事なことではないでしょうか? 今日はそんな人生の基本ルールについて。 ペンとナイフ ペンは剣よりも強しといいますが、ずいぶん前「キレる子供」が話題になっていた頃に、当時私が講師をしていた塾の子供がこんなことをきいてきたことがあります。 「先生、俺がナイフ持ってきて先生を脅したらどうする?」 彼の口元はいたずらっぽく笑っていましたけれども、目はどこか大人を試すようで、答えを求めているようでした。ははーんと思い、私は多少演技もこめて即答しました。 「殴って目を覚ます」 「だって先生、ナイフだ
米国での関心としては民主党候補の熾烈な争いという文脈なのだが、ヒラリー・クリントンがぶちあげた経済政策について、ビル・エモット(Bill Emmott)元英エコノミスト誌編集長が28日付ワシントン・ポストに”Lessons From Japan's Malaise(日本沈滞からの教訓)”(参照)という興味深い反論の寄稿をしていた。クリントンは、日本の大手紙の社説の英訳でも読んだのか、「米経済は日本型停滞に陥るから財政出動あるべし」みたいなことを言ってしまったらしい。 エモットは、「極東ブログ: [書評]日本の選択」(参照)ではどちらかというと控えめなのだが、この件については、それは違うよということ声高に言っている。 で、その反論を読んでいると、当の日本人としては、ちょっと花見酒にはよさげなやけくそな気分になってきてしまった。というわけで、ちょっとご紹介。試訳も付けたけどご参考程度に。 話は
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