スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会での演説後、記者会見を行う香港の歌手で民主派活動家のデニス・ホーさん(2019年7月8日撮影)。(c)FABRICE COFFRINI / AFP 【7月9日 AFP】香港のポップス歌手で民主派活動家でもあるデニス・ホー(何韻詩、Denise Ho)さんが8日、国連人権理事会(UN Human Rights Council)で演説し、中国への圧力を強めるよう国際社会に訴えた。その最中には、中国の外交官が演説を2度中断させる場面もあった。 ホーさんはこれまで香港で、民主改革を要求し、自由の縮小に抗議して行われている大規模なデモ行進に参加してきた。 人権理事会でホーさんは、中国本土への容疑者引き渡しを可能とする「逃亡犯条例」改正案を非難。理事会の出席者に「香港の人々を守るために国連は緊急会合を開いてはどうか?」と問いかけ、香港の自由は「深刻な攻撃」を受