2,021年こそ穏やかな1年を願っていた人、たくさんいると思うのですね。しかし、その思いは新年早々裏切られつつあります。アメリカの議会議事堂が占拠されたり、ジャカルタ沖で航空機が落ちたりと、どうやら2021年も怒涛の1年になりそうな予感です。 アメリカでは、トランプ支持者による議会議事堂占拠の異常事態を受け、IT大手各社が、トランプ大統領とその側近のアカウントを停止したり、右派のSNSアプリケーションを削除したりと、前代未聞の出来事が毎日続いています。 「言論の自由?」それとも「反乱をそそのかす行為?」こうした大手IT各社の動きに対して、賛否両論の声が上がっています。反対派の言い分は、「いつ何時といえども、言論の自由が規制されるのはおかしい」というものですし、賛成派の意見は、「表現の自由には満員の劇場で『火事だ!』と嘘を叫ぶ権利は含まれていない。」というものです。 スティーブン・キング「表