ソフトバンクは23日、傘下のソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ワイモバイルを合併すると発表した。継続会社はソフトバンクモバイルとなる。なお、ワイモバイルのブランド並びに店舗は継続する見込みだ。 ソフトバンクモバイルの孫社長は会長となり、社長には現在、副社長の宮内謙氏が就任する。 このリリースを受け取ったとき、「ついに来たか」というのが率直な感想だ。 ソフトバンクは、経営不振に陥ったウィルコムを救済したのち、iPhoneのための周波数が欲しくて、2012年にイー・モバイルを買収。日本国内で着々と周波数をかき集めてきた。 高速通信サービスを安定的に提供するには、周波数帯をできるだけ確保するのが望ましい。孫社長としては、新たな周波数割り当てがあった際には、ソフトバンクとイー・モバイルという2つの会社を持っておくことで、それぞれの会社として、免許を申請して、周波数を確保