【パリ共同】スペイン保健省などは13日、全国で4月下旬から約6万人が参加して行った新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査で、陽性の割合は約5%だったとの暫定結果を発表した。 PCR検査による国内の感染確認者はこれまで約23万人。今回の結果によれば全人口約4700万人のうち約235万人が感染したとみられることになるが、スペイン通信によると、責任者のマリナ・ポジャン博士は記者会見で「集団免疫にはほど遠い。感染再拡大の可能性はあり、慎重な対応が賢明だ」と述べた。
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