Apple、Flash対抗技術を開発 AppleがFlashの代替となる「Gianduia」という技術を開発している。Gianduia(ジャンドゥーヤ)はイタリアのヘーゼルナッツチョコレートから取った名称。昨年夏のWebObjects開発者会議で紹介された。この技術は、標準ベースのRIA(リッチインターネットアプリケーション)向けフレームワークで、Web標準を使って、FlashやSilverlightなどのプロプライエタリなプラグインが不要なRIAを開発できる。Apple直営店では既に、iPhone予約システムなど、Gianduiaを使ったWebアプリを構築しているという。 Appleは、iPhoneプラットフォームでFlashに対応しない方針を明確にしている。同社のスティーブ・ジョブズCEOは、Flashはクローズドだと批判し、HTML5などのWeb標準を支持する姿勢を打ち出している。