『デジタル音楽の行方』 (翔泳社) について書きます。 『はじめに』 からの引用 『本書は21世紀における音楽と音楽ビジネスについての本である。』 『我々は音楽を共有、寄贈、合作、交換する。 音楽はいたるところで手に入り、簡単で使いやすい形式で提供される。 水のように、音楽はいつでも、どこでも自然に存在するようになる。』 これがこの本のテーマです。 この本は、 『・・・すべきである。』 と主張しているのではなくて、インターネットや、その他のデジタルネットワークの進歩が 『この本のテーマのような世界に変わりますよ。』 といっていることにあります。 『音楽産業は何から何まで、より公平に、より大きく、そして良い形に再定義される。 企業の力により、仕切られるのでなく、ファン、アーティスト、そしてあらゆる種類の音楽コミュニティーがビジネスを運営するのだ。』 という結論が最初に提示されています。 私の