2010年09月01日00:00 カテゴリ社会・世界情勢お知らせ 9月3日は新宿・ロフトプラスワンで クジラ肉裁判判決直前トークバトル 「自由な報道は……腐敗を追及し、公共の安全を守り、権力の偽善をひっぱがすためなら、ときには盗聴器や隠しカメラを持ち込み、情報提供者にカネを渡し、不法侵入し、偽の身分を使う。公共に奉仕するためのこうした行為を正当化する自由は、われわれの社会の重要な権利だ。」 なんとも勇ましい。でもこれ、イギリスの高級紙、タイムズの社説の一部なのです(93年11月16日 )。こうした「不法行為」は、欧米では報道機関だけでなく、オンブットのような権力監視NGOにも認められています。盗聴や不法侵入より、権力の腐敗や偽善のほうが、社会にとってより危険なのだから、というりくつです。 ところが、このくにの社会では、従来はこうしたことがなかなか理解を得られませんでした。毎日新聞記者だった